ダイモビック

 長浜ロマンロボシリーズ第3弾。メインスタッフがボルテスXからの続投が多くみられる布陣なのはボルテスXのドラマに手ごたえを感じたからでしょう。
 バトルとドラマのバランスを守りつつ、序盤からドラマを用意したり、ギャグ描写を盛り込んだりとコン・バトラーVボルテスの亜流にならないと変えたり、改善したりする所はしっかりと変えている所に年月とともにステップアップしていった感じがします。
 エリカの成長劇、あまりにも斬新だった敵役三輪長官の存在、数多く登場するバーム側のキャラによるドラマ。ロマンロボシリーズの集大成であるダイモスには、この後押し寄せる「ガンダム以降の時代」に受け継がれた何かと忘れられた何かが共存している気がします。名無しが胸を張ってお勧めする傑作の一つです。
全登場人物徹底紹介
メカニック徹底紹介
戦闘ロボ・メカ戦士徹底紹介
 全話徹底解説 
 京四郎の格言辞典
ひげどっとこむ。 

 母なる星を失ったバーム星人は地球へ移住を考えるが、交渉は両代表が暗殺される最悪の事態を迎えた。
 オルバン大元帥の命を受けたリヒテル提督による戦闘ロボが地球を脅威にさらす。これを救うは地球側代表でもあった竜崎勇が残した闘将ダイモス。遺児・一矢の空手を遺憾なく発揮してダイモスと戦闘ロボの戦いがはじまったが、記憶喪失の少女・エリカに出会い、相思相愛になったことで物語は大きく動く。
 エリカが取り戻した残酷な記憶、バーム星人との共存へ向けた内なる敵との戦い、そして敵の中の味方……地球人とバーム星人の共存は、そして二人の愛が成就される時は来るのか!?

1978.4〜1979.1 全44話 テレビ朝日系放映
原作;八手三郎
企画;落合兼武、飯島敬、鈴木武幸
総監督;長浜忠夫
脚本:田口章一、五武冬史、辻真先、桜井正明、高浜千鶴
キャラクター原案:聖悠紀

アニメーションキャラクター;金山明博
メカニックデザイン:スタジオぬえ
音楽;菊池俊輔
OP「立て!闘将ダイモス」
作詞:八手三郎 作曲:菊池俊輔 歌;ささきいさお、コロムビアゆりかご会
ED「エリカのバラード」
作詞;あおいあきら 作曲:菊池俊輔 歌;かおりくみこ、大倉正丈

アニメーション制作協力:日本サンライズ(サンライズ)、東北新社

製作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー

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