FIRE BOMBER

歌の存在をより前面に押し出した試みはある意味マクロスシリーズのやりたい事でもあり、ロボットアニメとすれば色物かもしれません。その歌とマクロスシリーズでは珍しく自分から行動を起こし、ポリシーを持つ主人公バサラに惹かれた時、マクロス7により深く楽しめられる作品となるのではないでしょうか。
 自分の歌を探しもとめる破天荒な生き方、すがすがしい名言を見せつけてくれるバサラには信念のぶれない男のロマンそのもの。歌をメインとして戦いを終わらせる一見無茶苦茶な事も、バサラと彼に影響を受けた人々を前にすれば、いつの間にか私の心は大きく揺さぶられていました。
バトルよりも歌に楽しみを見出した時、例えロボットアニメとしては変化球か色物と言われても、敵味方のドラマを踏襲し、歌を飛躍された7はマクロスシリーズの一つの完成形ではないかと私は考える事が出来ました。
全登場人物徹底紹介
メカニック徹底紹介
全話徹底解説 
ひげどっとこむ。 

西暦2009年、第一次星間隊戦が集結し、ゼントラーディと人類の共存により移民船団が次々と送られた。
そして西暦2045年、平穏な日々を過ごしていたマクロス7船団に謎の敵バロータ軍団が襲来。彼らに襲われた人々はスピリチアと呼ばれる生命エネルギーを奪われ無気力と化してしまう。
 統合軍とバロータ軍の戦いが始まる中、ロックバンドFIRE BOMBERのボーカル・熱気バサラが真紅の機体ファイヤーバルキリーで戦場へ乱入し、何と歌い始めた……彼の歌は何をもたらすのか!?

1994.10〜1995.9 全52話(未放映3話含む) 毎日放送・TBS系放映
原作・スーパーバイザー:河森正治
企画:大西良昌
監督:アミノテツロー
シリーズ構成:富田祐弘
シリーズ構成補:ミソトハジメ
脚本:富田祐弘、大橋志吉、隅沢克之、アミノテツロー
助監督:藤本義孝
キャラクター原案:美樹本晴彦
キャラクターデザイン:桂憲一郎
メカニックデザイン:宮武一貴・河森正治
OP「SEVENTH MOON」作詞:K.INOJO 作・編曲:河内淳貴 歌:Fire Bomber
ED「MY FRIENDS」作詞:M.MEG  作曲:川野美紀 編曲:河内淳貴 歌:Fire Bomber
ED「…だけどベイビー!!」作詞・歌:チエ・カジウラ 作・編曲:太田要

アニメーション制作:葦プロダクション(プロダクションリード)
プロデューサー:井口亮、高梨稔、大西加紋
製作:ビックウエスト、毎日放送

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