グッドサンダー

 メカとメカのバトルからキャラクターのドラマへ比重が傾き始めた時期。そんなロボットアニメが一般に受けいられるようになった時代においての一番槍がゴーショーグンではないでしょうか。
 キャラクター同士のドラマに加え、メカとの交流に挑んだ野心的な試み、キャラクター群の誇る洒落たセリフ回しと独特のセンス。戦わない少年・ケン太を主人公に置いた成長ドラマ。バトルとしては薄味ですが、メカ同士の戦いを越えたメカについてのあり方に挑んだ描写は今までにはない何かを感じる事が出来るはずです。
故・首藤剛志さんを始めとする当時の若手が誇る作風と感性がフルに発揮された80年代ロボットアニメの意欲作、そしてバトルだけがロボットアニメの醍醐味とは限らない作品の好例。是非ともその目で確かめてください。
全登場人物徹底紹介
メカニック徹底紹介
 メカニック徹底紹介〜ドクーガ編〜
全話徹底解説 
ひげどっとこむ。 

 人類が宇宙へ進出しようとしている2001年。地球の権力闘争や紛争を陰から操り世界の政権を手にしようとする秘密組織ドクーガの姿が暗躍していた。彼はエネルギー研究の権威である真田博士の研究を手にしようとするが、悪用される事を恐れた真田博士は自爆して自分諸共機密を葬り去った。
 真田博士の親友だった謎の男サバラスは北条真吾、キリー・ギャグレー、レミー島田らグッドサンダーチームと共に遺児のケン太と真田博士が残した成長するエネルギー・ビムラーをドクーガの手から守る為に移動基地グッドサンダーでの長い逃避行を始めた……。

1981.7〜12 全26話 東京12チャンネル(テレビ東京)系放映
原案・シリーズ構成:首藤剛志
製作:佐藤俊彦
脚本:首藤剛志、渡辺由自、山崎昌三、湯山邦彦、木下薫、富田祐弘
絵コンテ・演出:日高麗、湯山邦彦(ゆやまくにひこ)、西村純二、大庭寿太郎、落合正宗、乾国義、網野哲郎、葛岡博、長尾粛

キャラクターデザイン:スタジオZ5
メカニックデザイン:佐藤元、亀垣一
音楽:あかのたちお
OP「ゴーショーグン発進せよ」ED「21century〜銀河を越えて〜」
作詞:荒木とよひさ 作・編曲:あかのたちお 歌:藤井健
プロデューサー:相原義彰、加藤博
製作:読売広告社、葦プロダクション(プロダクションリード)

本サイトは個人が趣味で内容を公開しているもので、一切の営利を目的としません。あくまで作品に対する愛情に動機を発し、作品への思いを語るために開いています。

inserted by FC2 system