全登場人物徹底紹介


ガンバルガー全47話に登場するメインキャラを紹介します。
ゲストキャラ

 霧隠虎太郎(折笠愛)1〜47話

 この作品の主人公であり、イエローガンバーに変身する。ゴウタイガーのパイロットであり、ガンバルガー、グレートガンバルガーのメインパイロット。イエローガンバーとして優れる能力はスピードであり、ガンバーバイクを駆る。
 青空小学校に通う4年生であり、家が忍者の家系との事もあり父と付き合って忍者の修行をしている。だが、勉強や修行は大の苦手であり、野球をしたり悪戯をしたりすることが一番楽しい模様。イエローガンバーとしての力を私用に使ってしまうこともあるし、何かの目的のためにガンバーチームの秘密をばらそうとしてしまう事もあると主人公らしからぬ言動も多い(第3、8、12、17話など)だが小学4年生という幼さが結構救いになっており、楽観的な性格が状況を打破する事も多い。「まぁいいじゃん」が口癖。
 他の二人同様魔界獣の事件に関して戸惑う事もあるが、彼らと比べると意外と事件を楽しんでいるところもある。バナナ大福が好物。

 演じる折笠愛さんは金田陽子(超電動ロボ鉄人28号FX)、ファラ・グリフォン(機動戦士Vガンダム)、カトル・ラバーナ・ウィナー(新機動戦記ガンダムW)などで知られる。
 風祭鷹介(南央美)1〜47話

 ブルーガンバーに変身する。マッハイーグル、ゲキリュウガーのパイロットでもある。視覚・聴覚に優れており、本編では偵察にその能力は役立っている。愛用マシンはガンバージェット。
 虎太郎のクラスメイトであり、成績優秀だが教育ママの母から習い事を強要されており、その点で結構苦労している模様。一見物静かであり気弱なところもあるが、意外と好奇心旺盛な性格でガンバーマシンに初対面してもあまり物怖じする事はなかった。またガンバーコマンダーでの研究に積極的であり様々な発見をしていった。
 一応ガンバーチームとしての任務にまじめなようだが、塾の最中に呼び出しがかかることに関して結構戸惑っている模様(第8、24話など)百合香へ淡い行為を抱いており、彼女のためなら日の中、水の中でも頑張る。幼少時のトラウマから餅が苦手であり、それは克服できたがカマボコも嫌いなようである。(第40話)

 演じる南央美さんは原島タクヤ(黄金勇者ゴルドラン)、ホシノ・ルリ(機動戦艦ナデシコ)、ユーフェミア・リ・ブリタニア(コードギアス反逆のルルーシュ)などで知られる。
 流崎力哉(島田敏)1〜47話

 レッドガンバーに変身する。キングエレファン、リボルガーのパイロットでもある。怪力の持ち主であり、イエロー、ブルーガンバーを投げ飛ばして偵察や救助活動をさせることも多かった。愛用マシンはガンバージェット。
 虎太郎のクラスメイトであり、プロ野球選手を夢見て野球に励んでいる。クラス委員を務めている事もあるからまじめな性格をしており、文武両道だが人にそれをひけらかすことはめったになく正義感の強い常識人。そのため序盤ではヒーローをやることに躊躇いを感じるところがあり、以降も奇天烈な事件だけならず虎太郎のフリーダムな性格に振り回されることも多い突っ込み役でもある。店の手伝いにも積極的であり弟の哲哉に対しては本当に面倒見の良い兄貴をしている。そんな彼の弱点は怪談話でもある。(第18話)

 演じる島田敏さんはエルドラン役でもあり、前作の小島勉役を引き継いで生徒役としても出演しており、次回作のゴウザウラーでも白金太郎役で生徒役としても出演した。
霧隠藤兵衛/ゴンザレス(緒方賢一)1〜47話

 虎太郎の父であり、一人前の忍者らしい。この時代に現役の忍者がいるのかと突っ込んでしまうが、実際戦闘能力はかなり高かったりする。(第1、15話、最終回)第27話ではシノビガンバーとして息子に代わってグレートガンバルガーの合体・操縦を担当して超魔界獣を倒している。
 第1話でヤミノリウスを封印しようとしたところで呪いをかけられてしまい犬の姿にされてしまう。以降ガンバーチームの参謀、師範役として彼らをアシストする事も多い。そんな彼の悩みといえば長期間犬の姿をしていることからか、行動が犬に似てしまった事だと思われる。本人は犬と呼ばれたくないようだが、自分の行動が実際それっぽいところはそれなりに自覚している模様。また魔界獣の被害に巻き込まれる事も多く、その際の口癖は「まいったな、どうも」
 演じる緒方賢一さんはハヤミ・ブンタ、ダリウス大帝(大空魔竜ガイキング)、チビヒゲ博士(闘士ゴーディアン)、セルジュ・ボロー(装甲騎兵ボトムズ)などで知られる。
結城千夏(白鳥由里)1〜34、36〜47話

 虎太郎達のクラスメイトであり、お互いの家の距離が映された事はないようだが虎太郎とはお隣さんらしい(第45話)そのため虎太郎とは昔からの付き合いらしい。家がカメラ屋であり彼女も写真撮影を趣味としており学級新聞の記者でもある。
 一応メインヒロインだが、しっかり者どころかおっちょこちょいでそそっかしく、そして事件やスクープが起こると授業中でも真っ先に戦場へと飛び出して行っちゃう為メインヒロインでありながらトラブルメーカーなところもあったりする。おそらくクラスにおいてガンバーチームに次ぐ問題児なのかもしれない。亜衣子先生が虎太郎達が授業中に抜け出す事を阻止しても千夏が飛びだそうとするのを止めることで彼らを逃がしてしまう展開もあったりする。また戦闘中においても彼女がスクープ関係で絡んでくる事もある。正体を知るまで闇野としてのヤミノリウスに憧れを抱いていた事もある。
 虎太郎とはよくケンカする事もあるが、内心では憎からず思っており2人の仲は彼女がゴンの正体を知ってしまった終盤から加速する事になる。

 演じる白鳥由梨さんは桜小路蛍(伝説の勇者ダ・ガーン)、チューン・ユーグ(女神候補生)などで知られる。
小牧百合香(大谷育江)2、4、11〜14、18、21、22、25、27、28、32、34、38、40、43、45〜47話

 同じく虎太郎達のクラスメイトであり、鷹介が好意を抱く人物であり彼女のためなら鷹介も思わぬ勇気を見せる(第32、40話など)。家は病院を経営しているらしい。
 おしとやかで控え目、少々恥ずかしがり屋な性格をしており外見も品の良さが漂う。3人の中では少なくとも性格では完璧。だがごく普通な性格が災いしたのか3人の中ではあまり物語に絡んでこなかった。偽イエローガンバーや偽虎太郎に悪戯された事を除いて怒った事はなかった。なおその悪戯の際にはどちらもスカートめくりの被害を受けている。(第27、33話)
 鷹介への行為に対しては気付いていない感じだったが、第43話で自分を助けてくれたブルーガンバーへ好意を抱くようになる。そして第46話にて……。

 演じる大谷育江さんは小島尊子、水原結花(熱血最強ゴウザウラー)、イテヅキ(奇鋼仙女ロウラン)、早乙女マコト、ミヤコ(神無月の巫女)などで知られる。
武田桂(深見梨加)2、5、6、9〜12、14、16〜19、23、27、28、30〜32、34、38、40、43、45〜47話

 やはり虎太郎達のクラスメイトであり女子のクラス委員でもある。武田長官の娘であり父を尊敬している模様。
 プライドが高く規律を何よりも重視する頑固者でありそれ故に虎太郎や千夏と衝突する事も結構ある。序盤では自慢する癖がある嫌味な人物として描かれていたが、第10話での占いが好きな一面を見せてから憎まれ役のような描写は減っていき、千夏達とも友人のような関係となっていく。おそらく勉強の方はもちろん、リレーの代表選手に選ばれていることから運動神経もそこそこ良いと思われるが、カナヅチなのが弱点。(第14、28話)
 ガンバーチームを防衛隊の目の敵として序盤ではあまり良い印象を抱いていなかったのだが、力哉の洗脳を解く際には武田長官や街の人ともども声援を送っており、肝試しの際にレッドガンバーに助けてもらってから彼へ好意を抱くようになる。(第16、18話)父から貰った時計を守ってくれた事からなおさらガンバーチームを好意的な目で見るようになり、学芸会においては好きでやっているのではないと強がりながらもノリノリな脚本を執筆していた。(第34話)力哉としての交流で良い関係になる描写はなかったが、レッドガンバーとの交流で着実にフラグを立てていた。そしてやはり第46話で……。

 演じる深見梨加さんはシャフ(忍者戦士飛影)、ミュン・ファン・ローン(マクロスプラス)などで知られる。なお深見さんは唯一名前のあるレギュラーキャラクターを3役演じており、母親、少女、幼児役と演技の差を楽しむのも一興である。
立花亜衣子(伊藤美紀)4、5、6、8、10〜14、18、19、25、28、30、32、34、36、38、40〜47話

 虎太郎達の担任。授業中に抜け出す為虎太郎達を叱る事も多いが、普段は生徒思いの優しい先生。生まれながらに悪い人は一人もいないとの考えを持ち、子供達の危機にはわが身を犠牲にすることもためらわない。(第38話、最終回)合気道の心得があるようであり男を軽く投げ飛ばしてしまうほどの実力者だったりする。(第25、40話)結婚願望を持っておりジャーナリストを理想の男性としている。
 序盤はモブとしての存在感だったが、第6話から本格的にキャラクターが描写されるようになる。ただそれでも他2作と違って主人公達がヒーローである事を知らない為に接点は控えめだったかもしれなかった。しかし第38話で記憶喪失中の闇野に好意を抱いてから存在感が急上昇。闇野がヤミノリウスであると知っても、あきらめることなく彼が正義に目覚める事を信じて真剣に呼びかけ続けていった。

 演じる伊藤美紀さんはミネバ・ラオ・ザビ(機動戦士Zガンダム)、神代まい(獣神ライガー)、エヴァ・フォルツォイク(勇者警察ジェイデッカー)などで知られる。
霧隠かすみ(伊藤美紀)1、2、7、8、11〜13、15〜24、27、28、31、33、34、38〜40、44〜47話

 虎太郎の姉。中学生(学年は不明)でありバトミントン部に所属しており、その腕は一級品。男勝りでさっぱりした性格だが虎太郎と違いしっかり者であり、仕事が忙しいのか常に穏やかだからなのか、やよいに代わって虎太郎の母代りとして彼の授業参観に出席したり、成績をチェックしたりしている。(第11、17話)冒頭でよく姉弟喧嘩をしていたり、登校時に一緒になっていることもあり出番は多く、魔界獣の被害にも巻き込まれやすい。
 第33話ではカスミリウスに変身してグレートガンバルガーとバトミントン対決に挑んだ。またカスミリウスの力はヤミノリウスよりも上らしい。
霧隠やよい(深見梨加)1、2、5、6、10、17、20、28、30、34、46話

 虎太郎の母。保育園の園長であり家の隣の保育園で働いている。そのためか出番は少なめ。本当に穏やかな性格でありよほどの事でも動じないずぶとい神経の持ち主でもある。夫の不在に関しては忍びの修行をしているからだと考えているようであり、本編では夫が不在なことを怪しむ描写は一度も見られず、その上第46話でゴンの正体を知った時もほとんど驚いていない様子だった。彼女が怒ったのは哲哉のバースデーケーキをゴンが食べてしまった(実際は濡れ衣)事に対してぐらいである(第5話)
流崎哲哉(大谷育江)5〜13、15、16、18、21、22、24、26〜40、42、46、47話

 力哉の弟でありやよいの保育園に通っている。少々泣き虫なところはあるが兄を尊敬している純粋で無邪気な性格をしており、話が進む連れに彼も成長している事を知らされることも。第5話でレッドガンバーの活躍を目にしてから彼の大ファンとなる。秋絵ともども魔界獣が起こす奇天烈な事件に対しては戸惑うだけではなく楽しむ姿も多かったりする。(第7、10、11、13話など)
 第21話で保育園を落下するビルのがれきから守ったガンバーチームの姿を目にしてしまい、その時彼らがヘルメットをしていなかったことから正体を見てしまった最初の人物でもある。だがその時彼は寝ぼけており、その上呪いで犬に変身したガンバーチームを見てから目の前の出来事は夢だと思っていた。そのため彼らが正体を知ったのは第46話まで待つ必要がある。
結城秋絵(深見梨加)5〜8、10〜13、16、18、21〜23、26〜40、42、46、47話

 千夏の妹であり哲哉と同じやよいの保育園に通っており、彼と仲が良いのでよく一緒に遊んでいる。普段は哲哉同様年相応の無邪気な性格だが、いざ決心するとやり遂げないと気が済まないと結構頑固なところがあるようで、その一途さが戦いをかき乱す事もあった。(第26、42話)
 第42話ではブルーガンバーが彼女を助けたまま合体してしまった事でガンバルガーだけでなくリボルガー、ゲキリュウガー、グレートガンバルガーへも搭乗し、グレートガンバルガーの合体を担当した事もある。
荒木源蔵(緒方賢一)1〜8、11〜22、24〜30、32、34、35、36、38、40、43、46話

 青空小学校からすぐ近くの駄菓子屋元気堂の主人。一見頑固そうな外見だが子供好きな性格であり元気堂にたむろっている虎太郎達と付き合う描写も多い。また本編ではよく元気堂関連で魔界獣の被害に巻き込まれやすい。ちなみに純の事については一応勉強しろとは言うが半ばあきらめているようである。だが親子の仲は悪い訳ではなく一緒に店で働いていたり、ラーメンを食べに行ったりする姿も多い。
 荒木純(山口健)2〜7、9〜14、16〜19、21〜25、28〜30、32、34、36、38、41、43、45〜47話

 源蔵の息子であり浪人生。一応勉強している描写はたまにあるが本人は青空ゲンキーズの監督業を楽しんでいるようである。それ以前に小学生の国語として亜衣子先生にラブレターを25点と採点されるようでは、浪人生としてはあまりにも危ない。(第25話)父同様よく魔界獣の被害に巻き込まれやすい。ちなみに腕っぷしは弱い。(第25話)
 第25話で亜衣子先生に好意を抱き、ホワイトガンバーとしてガンバルガーへの勝利に貢献したり彼女を救出したりと活躍していたが、ラブレターで名前を書き忘れていた上に国語として酷評されたことからその時に思いが伝わる事はなかった。以降も闇野の存在を知っても亜衣子先生に振り向いてもらおうと努力していたようだが、その後はどうなったのだろうか……。

 演じた故・山口健さんはブラー(トランスフォーマー2010)、ガッタイザウラー、ガクランダー(マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ)、ハイドラー(トランスフォーマー超神マスターフォース)などで知られた。
 武田長官(西村知道)2、5、6、8〜11、14、16〜18、20、23、27〜29、31〜34、40、46話

 ライジンオーから引き続き登場したキャラクターだが、桂の登場もあり今作から名前が設定された。大人と防衛隊のメンツもありガンバーチームに手柄を取られる訳にはいかないと彼らをライバル視する事もあるが、彼らの活躍でガンバーチームに勝利をもたらすことや、街の人々ともどもガンバルガーを応援する事もあり(第14、16話)そして何よりも桂の父親であるとの設定から親バカな一面がクローズアップされる事もあり、憎めないキャラクターとしての一面がさらに強まった。(第11、17、28、31、34話)、また青空町のイベントに参加する姿もあり、町民としての一面もある。(第17、40話)第46話では桂を亜衣子先生に託してガンバルガーなき大魔王の戦いにおいて命を捨てる覚悟でいた。
 ちなみに力哉に対しては第11話での野球対決で素晴らしいスポーツマン精神の少年として高く評価していたようであり、仮に桂と力哉の仲を知ってもおそらく反対する事はないと思う(笑)
 ヤミノリウス3世(曽我部和恭)1〜47話

 ゴクアークがエルドランに封印される際に人間界へ送り込まれた大魔界の魔法使い。さまざまな魔法を駆使し、魔界獣を送り出して人間界を混乱させるが、どうも抜けているような性格であり、ドジを踏んだり魔界獣からなめられてしまう事もある。一応悪のトップである彼だが青空町の住人として周囲から迷惑がられているが一応馴染んでいるようであり妙に人間くさい。
 人間としては闇野竜史というジャーナリストとして活動しているようであり、第38話では記憶を失った際に亜衣子先生に助けられる。以降記憶が戻った際も亜衣子先生の説得行為を疎ましく思いながらも徐々に彼女へ思いを寄せていくこととなり、従っていたゴクアークが自分を切り捨て、そして絶望に陥っても希望を失わない彼女を目にしてから……。

 演じた故・曽我部和恭さんは八島小次郎(合身戦隊メカンダーロボ)、峰一平(超電磁マシーンボルテスX)、かみそりアイザック(銀河旋風ブライガー)などのクールな二枚目を主に演じられていたがヤミノリウスは珍しく三枚目の役である。
ゴクアーク(佐藤正治)1、8、15、16、21、22、44〜47話

 エルドランに封印されていた大魔界の大魔王。地上を大魔界に変えることが目的だそうだが、第46話で人類を大魔界で支配することは無理と悟り、最終回で宇宙そのものを破壊して大魔界を創造しようとしていた。なおヤミノリウスからは封印が解けたら大魔界へ帰る事が自分達の目的ではなかったのかと窘められており、彼の真の目的は今ひとつよくわからない。
、第1、15話で封印が解けて復活仕掛けるもその際にはエルドランによって封印されていた。だがその間にヤミノリウスに人間界の支配を命じている。中盤までは彼の失態に対しても早々と見限ることはせず、新たな魔界獣辞典を与えたり、自分の左腕を与えたりとヤミノリウスをバックアップしていた。しかし、第22話で二度も偶然とはいえヤミノリウスに自分の侵攻作戦が邪魔された事から、復活までヤミノリウスの行動に託したが、第46話での復活の際には早々に彼を切り捨てている。

 演じる佐藤正治さんはギルドローム将軍(超獣機神ダンクーガ)、電気王(熱血最強ゴウザウラー)、コンピューター・シグマ(レッドバロン)などで知られる。
 

BACK

inserted by FC2 system