元気爆発ガンバルガー 全話解説
第1話 ロボットみ〜っけ!

脚本:金巻兼一 絵コンテ:川瀬敏文 演出:元永慶太郎 作画監督:近藤高光


 父による忍びの修行から抜け出そうとした霧隠虎太郎だが、父との球遊びのような親子ゲンカでうっかり魔王ゴクアークが封印されていた祠を壊してしまう。祠はエルドランにより修復されたが、ゴクアークは祠のヒビから自分の分身となるヤミノリウス三世を地上へ復活させた。
 虎太郎は友人の流崎力哉と風祭鷹介らと野球へ向かっていたが、ヤミノリウス三世が映画館に出現し魔界獣ジョキラーが出現して町の建物が次々と鋏で真っ二つに切られていく。だが一方虎太郎達は何故か地上に現れた3機の動物型メカを発見。虎太郎と鷹介は興味津々で乗り込み、力哉は虎太郎に弱虫とからかわれた事で乗り込んでしまう。するとエルドランがモニターへと移り、封印の為に動けない自分に代わって3人にゴクアークが送り込む魔界獣と戦ってくれとガンバーブレスを3人に託す。ジョキラーはすぐそこまで来ている。変身した虎太郎達はゴウタイガー、マッハイーグル、キングエレファンに乗り込んでジョキラーから逃げ出すが、虎太郎のコクピットにヤミノリウス三世を追っていた父から逃げずに戦えと言われてしまう。とはいえ戦う方法が分からない。ゴウタイガーがキングエレファンへ衝突すると、ゴウタイガーのコクピットに刺さっていたカードが落ちてしまう。だが虎太郎がカードを差し直すとゴウタイガーは人型に変形。さらに鷹介はガンバルガーへの合体方法を発見し、とりあえず指示通りにカードをセットする。これによって3機はガンバルガーへと変形合体。ジョギラーにガンバーフレアーをお見舞いする。
 だが、ヤミノリウス三世を追った権兵衛が彼からの呪いをかけられてしまい犬にされてしまい、ガンバーチームにも正体がばれたら犬になってしまう呪いをヤミノリウスからかけられてしまう。エルドランは彼らに地球の未来を託した訳だが、正体を見破られる事による呪いをかけられた、いやそれよりも消滅したガンバルガーにバットとグローブを置き忘れたことを悔むような彼らに地球の平和は護りきれるのだろうか。


親子ゲンカで封印が解けた。親父が犬にされた

さて、第1話ですがのっけから飛ばしています。大体のメインキャラの紹介で個性が立っていますし冒頭の親子ゲンカでゴクアークの封印が解かれてしまうとあってはエルドランに苦労をかけますと。個人的にはのっけから飛ばしまくる霧隠れ親子のギャグも好きなのですが、常識人を維持する力哉の描写が良い感じ。戦闘時において俺は野球に行くんだぁ!と練習試合の事を必死になって考えていたり、ラストの新品のグローブとバットを置き忘れた事の方が彼にとって一大事の描写は良い意味で常識人です。


今回の突っ込み

今回は特にありません


次回予告(ナレーション全話:折笠愛)

じゃーん!大発見!!何と俺達変身すると超能力が使えるんだ。これで魔界獣なんてちっとも怖くないもんね!ええ!?力哉が変身しないって言ってる!?正義の味方やりたくないって!?魔界獣が出たって言うのにそんなわがまま言っちゃ駄目!
次回、元気爆発ガンバルガー「超能力を大はっけん!」秘密のヒーローに大変身!

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