元気爆発ガンバルガー 全話解説
第2話 超能力を大はっけん!

脚本:金巻兼一 絵コンテ:川瀬敏文 演出:越智浩仁 作画監督:西村誠芳


 ガンバーチームに選ばれた3人。虎太郎は犬になった父について家族への説明に苦労し、力哉はもし自分が犬になってしまったらと不安であり、そして鷹介はたまたまブルーガンバーに変身してしまって自分がずば抜けた聴覚と視覚能力を持つ、言わば超能力がある事に気づく。
 虎太郎はずば抜けたスピードを誇るイエローガンバー、力哉は怪力を誇るレッドガンバーへ変身できる事がわかった。だが一難去ってまた一難。彼らの通う青空小学校、4年1組のクラスメイト結城千夏は新聞記者を目指す故にガンバーチームの正体を探ろうと躍起になっているようであり、家ではゴンザレスがうっかり娘、すなわち虎太郎の姉かすみのラケットを折ってしまい捨てられる危機に陥っていた。
 3人が下校途中事件は起きた。魔界獣グモグリンにより青空町の建物が次々と空へとまきあげられていたのだ。虎太郎と鷹介は早速ガンバーへ変身するが、力哉は自分はプロ野球選手を目指しているんだと戦う事を拒んでしまう。だがしかしかすみを始めとする町の人々が次々と巻き上げられる姿を目にしてレッドガンバーへ変身する事を決意。自分の怪力で電車を持ちあげて、イエローガンバーの猛スピードで電車を駆けのぼることで1人と1匹を救おうとする。途中でアクシデントが発生するも最終的にはレッドガンバーが彼らをナイスキャッチして一件落着である。
 だが、クモグリンが巨大化してガンバーチームへ迫る。ガンバーマシンが消滅してしまった今どうすればと思いきや、鷹介によるとカードを挿す事で市街地からガンバーマシンが出現。ガンバルガーへミラクル合体を果たすが、クモグリンの蜘蛛の糸に絡まれて動きを封じられてしまう。しかし一旦分離する事で蜘蛛の糸の拘束を解く事に成功。ガンバーファイナルアタックをお見舞いして勝利をおさめた。とりあえず父も無事ゴンザレスとして飼う事が決まり一件落着である。


ガンバーチームの超能力、ヒーローとして大奮闘!

引き続き設定編であり、ガンバーチームの超能力に焦点が当たるエピソード。ライジンオーと違い生徒同士のドラマが減った一方で、ガンバーチームの等身大の活躍が目立つようになり、後に加わるガンバー忍法の披露もあり、ライジンオーとは違い多種多彩な戦闘シーンもガンバルガーならではの見どころではないでしょうか。今回のスピード、視覚・聴覚、パワーと其々の個性が3人の能力初披露(特にレッドガンバーがイエローガンバーを宇宙まで投げ飛ばすシーン)やレッドガンバーが持ちあげた電車の上をイエローガンバーが疾走する描写等などとテンションの高さにキレがあります。


今回の突っ込み

今回は特にありません


次回予告

「ゾイワコチーッ!がってなんだぁ!?車も家もみ〜んなペッチャンコのフニャフニャになってゆく!魔界獣の仕業だな!よ〜し、ガンバルガー発進だ!ゲゲッ!敵に発進場所がバレた!ってことはガンバルガーがやられて秘密もバレて犬にされちゃうかも知れないってことぉ!?
次回、元気爆発ガンバルガー「秘密がばれちゃう〜!」秘密のヒーローに大変身!


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