元気爆発ガンバルガー 全話解説
第25話 ビックリ!透明人間

脚本:金巻兼一 絵コンテ・演出:越智浩仁 作画監督:藁谷均


 純は子供を守ろうとした亜衣子先生がチンピラに絡まれている姿を目にし、チンピラ達を助けようとするが、返り討ちに遭ってしまう。だが亜衣子先生は合気道の達人であり逆にチンピラを圧倒し、純は強く優しく美しい亜衣子先生に惚れてしまう。それから純はラブレターを書いたがそれを虎太郎が職員室へ老いてきてしまう。
 そんな時超魔界獣ゴシゴーシが現れてあらゆるものが透明化する怪事件が発生。ゴシゴーシはラブレターを取り返すために職員室へ足を運んだ純を顔以外透明人間にしてしまい、ばったり出会った亜衣子先生はそんな彼を幽霊と勘違いして逃げたところゴシゴーシに遭遇してしまう。彼女を守れるのは自分しかいないと純は石灰に体を身を包んでホワイトガンバーとしてゴシゴーシに立ち向かうが歯が立たず。そこに本家ガンバーチームが登場したがケシカス爆弾で青空町の建物全てが透明となってしまう。このままではガンバーマシンの出動する瞬間が丸見えであり搭乗前のガンバーマシンがゴシゴーシに破壊されてしまう。そこでガンバーチームはマシンの出撃地点を次々と切り替えてゴシゴーシを混乱させることに成功。ガンバーマシンを呼んで反撃するがゴシゴーシはなんと自分の姿を消してしまいガンバルガーら3体を翻弄してしまう。
 だが純は粉がつけばゴシゴーシの居場所が分かると気付いて石灰に身を包んだ体でゴシゴーシに体当たり。これによりゴシゴーシの体に粉がつきガンバルガー達は反撃を開始。トライアングルクラッシュ、ゲキリュウキャノンで引導を渡すのだった。今回の活躍で純は亜衣子先生から感謝されるが、ラブレターの件となると亜衣子先生は誤字脱字が多いから25点と妙な事を言い、さらにラブレターに名前が書いてなかった点と、虎太郎が職員室から出て行ったところを目撃していた為亜衣子先生は虎太郎が犯人と誤解して彼へお説教地獄に引き込むのだった。あわれ虎太郎。


純監督の恋は実るのだろうか?

 前回に続いてバトルのシチュエーションが面白い今回。あらゆる物質を透明化する能力に対し、ガンバーマシンの出現個所を次々と変えていきゴシゴーシを翻弄していくガンバーチームの作戦が冴えます。ホワイトガンバーの意外な頑張りについても良い感じ。
 今回から亜衣子先生が合気道の達人との設定が追加され、彼女を取り巻く人間関係も微妙に変化していく模様。そんな今回は純にとって大活躍のエピソードですが、果たして彼は報われるのか。ラブレターが小学生の国語のつもりで25点としか評価されなかった点でいろいろ厳しいようですが。


今回の突っ込み

透明化したゴシゴーシに対して純の体当り戦法が冴える今回ですが、ゴシゴーシの姿を見る事が出来たのでしょうか?純の場合顔だけは透明にされていませんでしたので、姿が分かったとは思いづらいところもあるのですが。
 あと顔がなくなったと思い込んでゴンが美形に自分の顔を書き直しているシーンがありますが、目の部分にマジックで顔を描いて痛くはなかったのでしょうか?


次回予告

あれれ〜?魔界獣が料理を作ってるぞ!?材料は野菜とお肉と……秋絵と哲哉!?ゲゲッ!お使いの途中で魔界獣に捕まっただって!?うわぁ〜、オレも捕まって串焼きになっちゃう!このままじゃあ、ガンバルガーまで料理にされちゃうよ〜!
次回、元気爆発ガンバルガー「魔界獣はコックさん!」秘密のヒーローに大変身!

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