元気爆発ガンバルガー 全話解説
第27話 出た!シノビガンバー 

脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:日高政光 作画監督:佐久間信一


 ヤミノリウスは大魔界獣キカザッターを生み出し、キカザッターはイエローガンバーへ変装して町中の人々に悪事を働く。スカートめくり、ブランコの独占、そんでもって落書き。これらの悪事に対し鷹介と力哉は虎太郎を疑う。実際虎太郎が虎太郎だから無実の証明をすることが困難。そんなところでヤミノリウスが街道で自分は改心したと宣言し人々のために魔法を使い彼らの信頼を集めていく。そこにガンバーチームが登場すればヤミノリウスは悪事を重ねるガンバーチームの正体を暴こうじゃないかと人々を煽り、迫る人々を前にガンバーチームはなすすべがない。
 だがゴンに追われていたキカザッターがイエローガンバーと激突。さらにキカザッターがガンバースーツを脱いでしまった事からイエローガンバーへの濡れ衣は証明され、ヤミノリウスの改心がウソだと判明した。だが、キカザッターが成長してしまいその上イエローガンバーは伸びてしまっており眼を覚まさない。2体で戦う事には限界があるとゴンは偽ガンバースーツを着てシノビガンバーとしてゴウタイガーを操りガンバルガーへ合体。この勢いでグレートガンバルガーへ合体しようとするが、キカザッターはなんとゲキリュウガーへ化けてしまい瓜二つの2体故に手も足も出ない。しかし、意識を取り戻して駆け付けたイエローガンバーーによりキカザッターの変装には背中にファスナーがある事が判明し、これで正体に見分けがついてグレートガンバルガーへ合体。グレートファイナルアタックがとどめをさすのだった。


父、戦場に出る。2度目のグレートガンバルガー。

 前半の偽物騒動からイエローガンバーの無実の証明についてもなかなか面白い今回。それに便乗してヤミノリウスが改心しますと宣伝して回るシーンがありますが、魔法をちょっと人のために使えば人々が手のひらを返したように彼を認めてしまう描写は、人々が……かなのよりも、偽イエローガンバーのネガキャン、それ以前にヤミノリウスが普段も一応青空町の一員としてみなされている環境が大きいかもしれません。
 今回の見どころとなると、やはりシノビガンバー。実戦において最強形態を操る父、もとい犬の姿を見るのも珍しいものです。元一流の忍者としてのメンツはちゃんと保たれたと思います。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

ヤッホ〜!金メダルへの道運動会!えっ!?魔界獣がでた?もう運動会はメチャクチャだー!亜衣子先生と鷹介は踊りだすし、魔界獣と綱引きやんなきゃなんないし!あ〜っ!ガンバルガーまで踊りだして!も〜、どうにも止まらない〜っ!
次回、元気爆発ガンバルガー「大荒れミラクル運動会」秘密のヒーローに大変身!」

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