元気爆発ガンバルガー 全話解説
第41話 愛した人は魔法使い
脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ:越智浩仁 演出:山口美浩 作画監督:近藤高光
最近亜衣子先生の様子がおかしい。虎太郎達は調査にノリノリな千夏についていった結果、亜衣子先生は闇野――つまりヤミノリウスに恋をしている事が判明した。そんなヤミノリウスは超魔界獣スイトッターで次々と人々にとって大切なものを吸い取っており、鷹介と力哉のガンバーブレスも吸い取られてしまう。バナナ大福が身代わりになったことでガンバーブレスが吸い込まれなかった虎太郎は一人スイトッターからガンバーブレスを取り戻すこととなるが、闇野の写真を奪われたことで頭にきた亜衣子先生もヤミノリウスの元へ殴り込みをかけるつもりだった。
スイトッターからガンバーブレスを奪い返そうとするゴウタイガーだが、スイトッターの吸引力に太刀打ちが出来ない。しかしそこに柔道着姿の亜衣子先生が登場。ヤミノリウスをあっという間に投げ飛ばしてしまい、その隙に2人のガンバーブレスを奪回しガンバルガーへ合体するが、スイトッターの吸引力は相変わらずであり、リボルガー、ゲキリュウガーが吸い込まれてしまう。
一方ヤミノリウスは亜衣子先生が求めている写真を目にして自分が記憶を失った頃の出来事を思い出した。だが、ヤミノリウスは記憶を失った頃の出来事を馬鹿馬鹿しいと嘲笑い写真を破ってしまう。ヤミノリウスの好意に亜衣子は泣き崩れ、悲しむ彼女にガンバーチームは怒り、ガンバープレッシャーで反撃に転じ、ガンバーファイナルアタックをぶち込む。このガンバルガーの必死な戦いを前に亜衣子先生はヤミノリウスを説得する事が自分の新たな使命だと気付き、情熱と共に立ち直った。
餅嫌いの謎?一難去ってまた一難。
サブタイトルからどことなく子供向けらしくない雰囲気が漂う今回について。亜衣子先生の花占いネタや合気道でヤミノリウスも投げ飛ばしてしまうパワフルっぷり、虎太郎のバナナ大福の方がガンバーブレスよりも大事だったことが功を奏したネタなど笑えるところが多いのですが、やはりヤミノリウスと闇野の関係を知ってしまい悲しむ亜衣子先生を目にしてガンバーチームが怒りに燃えあがる姿。今まででは見られなかったガンバーチームを見た瞬間かもしれません。いつもの回と同様笑えるシーンも多いですし、ラストの亜衣子先生の立ち直りの描写もあるのですが、全体としては異質な回。それも終盤であるからかもしれません。
今回の突っ込み
今回は特にありません。
次回予告
助けてくれ〜!秋絵がガンバルガーに乗り込んでうるさいのなんのって!写真は撮るしヘルメットは脱がそうとするし、トホホホ……何!?魔界獣が手品で地球を消した!?もう!どいつもこいつも!いいかげんにしろー!!次回、元気爆発ガンバルガー「驚き強敵!大マジック」秘密のヒーローに大変身!