千歌音の姫子への愛の描写は丁寧なものでした。前半の徐々に悪へ走って行くプロセスを徐々に描き、前世の罪を償うが故に悪の道に走り、一種のヤンデレを演じて姫子を思うが故に強くさせる真意を隠し続ける彼女の存在が作品の魅力を引き出すことに成功したのではないかと私は考えています。その姫子と千歌音のシリアスなラブストーリーだけに、オロチ衆の無駄にあざとくキャラが多かった故に活かしきれなかった事が悔まれます。ロボットアニメの要素はおまけですが、百合作品としては一級品の出来と考えています。
2004.10〜12 全12話 ちばテレビ・U局系
原作:介錯
原作協力・アニメーション制作:TNK
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成:植竹須美男
脚本:植竹須美男、花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督:藤井まき
メカニックデザイン:村田護郎
デザインワークス・総メカ作画監督:塩川貴史
音楽:窪田ミナ
OP「Re-sublimity」作詞・歌:KOTOKO 作・編曲:高瀬一矢
ED「agony」作詞・歌:KOTOKO 作・編曲:中沢伴行
プロデューサー:日高功、川瀬浩平
製作:神無月の巫女製作委員会
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