全登場人物徹底紹介


ヤマトタケル全37話+OVA2話に登場するメインキャラを紹介します。
ゲストキャラ

ヤマトタケル(亀井芳子)1〜37話、OVA1、2

 主人公。13歳。宇宙船の中で生まれ、惑星イズモ(ヤクモ村)で素立つ。科学技術者の父に似ず、体を動かす事の方が大好きという元気いっぱいの少年。地球人の子供に対して、ややひ弱なイズモの子供の中では一番のパワーの持ち主。好奇心の旺盛さはいたずらという形で発揮され、周囲の大人たちを怒らせる。元気いっぱいの性格はときどき暴走して「暴れん坊」のレッテルを張られているが、ヤクモの子供たちからは絶大の信頼を得ている。その理由は正義心が強い事、そして、仲間に見せる優しさであった。弱い者を庇い、強い者には突っかかって行くという負けず嫌いの性格は「がき大将」と呼ぶに相応しい。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 腕白な主人公だが根はやさしく、女性には鈍感な少年。スサノオを発見したことでパイロットに選ばれるも、初陣の際にスサノオの暴走によりヤクモ村を焼き払ってしまい、地球移民と原住民の衝突を避けることもあり自分だけで村から出る事を選ぶ。なお、何故彼がスサノオを操る事が出来たかについては説明されていない。
 最初は海が見たい事を旅の目的としていたが、ヤマタノオロチの封印という試練を知り、星の魂の元へ向かうことを選ぶ。ちなみに海を見る目的は第15話で成し遂げられている。
ロカ(緒方恵美)1〜37話、OVA1、2

 タケルと同じ村のイズモの少年。13歳。物静かで内気。何時も仲間はずれ(……というか、自分から仲間に加わらない事が多い)になる傾向があり、仲間からは「おもしろくない奴」とみられている。だが、頭の良さは仲間一で、タケルもかなわない。強いタケルにあこがれ、タケルの旅について行く。タケルから「勇気」を持つ事を教えられ、次第に強く成長していく。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 本編でも当初はタケル達から疎んじられていたようだが、タケルがスサノオを操る所を見た唯一の人物だったことから距離は縮まって行った。第3話でタケルとの旅に同行する事に関しては、自分を連れていなければ両親にちくると意外としたたかな方法で同行していった。
 真面目な性格でありそして気弱な性格ゆえに村人のタケルを迫害する心も理解している所がある。怖いから自分を守り迫害したくなる人々の一人でもあったかもしれないロカだがタケルの旅の間で成長し、第30話ではアシュラからスサノオを救う為自ら囮になって散る活躍を見せたほど(一応生き返るが)
 外見と緒方恵美さんの演技から一部ではこっちがヒロインじゃないかと言われることもある(笑)

 演じる緒方恵美さんは碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)、エメロード(魔法騎士レイアース)等で知られる。
オト(かないみか)4〜37話、OVA1、2

 13歳。女。魔空戦士ミカヅチの妹。美少女。ミカヅチの命によりタケルに接近、仲間になって旅を共にしながらタケルの命を狙う。オト・タチバナの見せる優しさは、ツクヨミによって心に植えつけられた「偽りの優しさ」であるが、タケルと共に旅をするうちにその優しさは真実のものに変わり、善と悪の間でオト・タチバナの心は揺れ動く。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 ヒロインポジションだが強気な性格でありタケル達を圧倒する事もある程。正体がばれるまでの中盤まではミカヅチの為に仲間の魔空戦士(特にキリオミ)とタケル達を共に欺く姿がよく見られる。第16話で正体がばれて葛藤するが、ミカヅチとタケルの殺し合いにおいてタケルを守ることを選び、オウカの犠牲もあって本当の仲間となる。
 だが、第28話でタケルと同じラムジェットで生まれた設定が明かされ、第36話でツクヨミの手によりミカヅチと兄妹の契りを結ばされる。この描写に関しては打ち切りの関係で今一つ明かされないまま終わっており、初期設定の偽りの優しさが採用されたかどうかが気になる所。
 第30話でミカヅチの卑劣な要求を前に止むを得ず兄の元へ向かい、第32話でヤマタノオロチの御魂を宿して兄のしもべとなってしまうが、第36話でミカヅチが消滅したことにより効果は消えてしまう。
 魔空戦士の妹であることから魔空戦神を操縦することも可能であり、第17、32話ではスサノオ、OVAではタマノオを操縦している。

 演じるかないみかさんはティファ・アディール(機動戦士ガンダムX)、皇神楽耶(コードギアス反逆のルルーシュ)、サテン(らいむいろ戦奇譚)等で知られる。
マ・ホロバ(茶風林)5〜37話、OVA2

 オオナム系に数人しかいないと言われる伝説の霊能者の一人。年齢は推定できないが見た目は老人。掌で触れるだけで過去のデータを得る事ができる力を持つ。タケルの旅に途中から加わるが、伝説の霊能者にしてはかなりグータラで、そのくせ要領がよく、さらにエッチな性格な為にタケルたちは振り回されることになる。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 むっひょひょ〜が口癖の霊能力者。一応伝説の霊能力者なのでロカからは様付けで呼ばれる。だがその霊能力はあまり使われていなかったような気がする。(第5、29話ぐらい?)一応愛用の傘に乗って空を飛んでいる姿は良く見られたのだが。ただ根は真面目な人物であるようで締める時は意外と真面目なこともよく言う。
 ナミハヤには彼の仲間が住んでおり、仲間もみな老人で霊能力者、そして女好きである。

 演じる茶風林さんはベルナルド・モンシア(機動戦士ガンダム0083)、アドベンチャー(黄金勇者ゴルドラン)、アーネスト・ノグチ(アルジェントソーマ)等で知られる。
ヤマトヨシオ(中田和宏)1〜5、11、28、33〜36話、OVA
ヤマトカオル(佐々木るん)1〜3、11、25、28、33〜36話、OVA

 40歳。男。タケルの父。科学技術者。強さと優しさを持つ理想的な父親。ヤクモ村の地球人のリーダー格。
 36歳。女。タケルの母。美しくそして優しい理想的な母親。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 タケルの両親であり二人とも人格者である。父は厳しい所はあるが父としての優しさをしっかり見せており、第2話では息子を守るためにミカヅチと単身で勝負を挑み、第35,36話ではタケル達と共に魔空要塞へ殴り込みをかける等強さを見せるシーンも多い。タケルも純粋にそんな父を慕っている様子。技術者として地球移民側から絶大な信頼を得ており、第34話ではヤクモ村を守るためのリーダーシップも発揮している。
 母・カオルは穏やかな女性でありタケルを風であると評価している。終盤でタケルは苦悩に追いやられる事が多いが、そのシーンにおいて母の姿を真っ先に思い浮かべており、彼女の言葉を思い出してツクヨミの心理的な誘いを乗り越える描写が多かった。この両親なくしてタケルはいなかったことはいうまでもない。

 ヨシオ役の中田和宏さんはドゥカー・イク(機動戦士Vガンダム)、ジェントル・チャップマン(機動武闘伝Gガンダム)、ブラッド尾藤、カイザーG(出撃!マシンロボレスキュー)等で知られ、カオル役の佐々木るんさんはエレ・ハンム(聖戦士ダンバイン)、コンピューターシグマ(レッドバロン)、カンナ・ケストナー(ブレンパワード)等で知られる。
カジナム(千田光男)15〜23話

 イナバの港町でタケル達が出会った男性。シルクハットに片目がねと妙に胡散臭い外見をしている。海を越えたいタケル達の願いを最初は聞き入れなかったが、スサノオの強さを目にして一転して船へ載せることを快諾。だがその理由はデスリングにスサノオを出場させて大儲けさせたいと言う理由だった。スサノオを頼りにしており、スサノオなしのタケルは意味がないとみている所があるが(第17話)、デスリングに関しては事情があったとはいえタケルから自ら参加を選んだ展開の為、まだそこまで悪辣な人物としては描かれず、勝利したり事件に巻き込まれたりとタケルとスサノオの前に一喜一憂と落ち着きがない人物でもあった。
 第23話でミズホの街が大破してしまい、タケル達も宇宙へ飛ばされてしまった為彼の夢は……多分成し遂げられなかった気がする。
カオン(矢島晶子)29〜37話

 ナミハヤで古代イズモ人を安住の地へ導いた人物の生まれ変わりと呼ばれる少年。インドの僧を彷彿させる外見とキラキラした瞳は結構インパクトがあると思う。
 穏やかな性格の少年で生まれ変わり故に持つ故にテレパシーやサイコキネシスを使える。またその超能力により魔空戦神を操る事が可能。第31話でタマノオのパイロットとなる。
 なお、何故か知らないがOVAでは彼は登場せず、その上一切彼のその後についてなどが語られる事はなかった。何故だろうか。(タマノオはオトが操縦していた)

 演じる矢島晶子さんは吉永サリー(勇者特急マイトガイン)、パッフィー・パフリシア(覇王大系リューナイト)、R・ドロシー・ウェンライト(THEビッグオー)等で知られる。
ミカヅチ(森川智之)1〜7、13〜27、30〜37話、OVA

 15歳。男。本来スサノオのパイロットになるはずだった少年。スサノオをタケルにとられたため、タケルに対しての憎しみが一番強く、シリーズを通しての宿敵となる。パイロットとしての感応力は8人の中で一番強く、ツクヨミから与えられた新たな魔空戦神を駆ってタケルを追い詰めていく。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 タケルのライバルポジション。スサノオに乗り損ねた事から自分の汚名を返上する為にオトへタケルの暗殺を期待していた。だが、オトの内通疑惑によりツクヨミからオトを処刑するように命じられ止むを得ずオトを殺そうとするが実の妹を殺す事は彼には出来ず、その上タケルも倒す事が出来なかった事からツクヨミからはオト同様反逆者として見なされてしまう。
 だが、ガイオウは敗北したミカヅチを受け入れてヤマタノオロチの血を宿した事でタケルへの復讐の鬼と化し、タケルへの復讐の為なら(前と変わらなさそうだが)かつての仲間達を利用し、オトを道具として利用する事も辞さない。ツクヨミに本心を隠して帰参して、その上オトを手駒にして第36話でヤマタノオロチを復活させようとするも、そのパワーに耐えきれず逆に取り込まれてしまった。
 OVAではヤマタノオロチによる呪いで死ぬことも生きることも許されない状態となってしまい、ただ精神だけがツクヨミに利用されてしまうことに。

 演じる森川智之さんはワルター・ワルザック(黄金勇者ゴルドラン)、頭翅(創聖のアクエリオン)、キーファ(RIDEBACK)等で知られる。
アモン(古田信幸)2、6、7、12、13、16〜18、24、30、31、34〜36話、OVA1、2

 16歳。男。魔空戦神シュラノオのパイロット。リーダー的存在。一番の野心家。ミカヅチと一番反目し合う。すぐに憎しみを露にするミカヅチと違い、泰然自若としている。ガッシリ型の体型。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 魔空戦士のリーダー格だが、設定によるとまだ10代とのこと。どう考えても20代に見えてしまうのだが……。ミカヅチとの仲はよろしくないが、キリュウやクシナダからもあまり信頼されていないようであり人望があるかどうかと言われれば難しい所。泰然自若のキャラだそうだが結構些細なことでも焦りを見せていたような気がする。
 どちらかといえば中間管理職の苦労人っぽいキャラだが、初期設定であった野心家という設定は殆ど見られず、むしろツクヨミに対しての忠誠心はトップ。最期まで彼の為に戦いぬくことに意義があると考え続けていたようだ。第36話でタケルと単身で勝負に出るも、ミカヅチから邪魔者と見なされガイオウの攻撃により瓦礫の下敷きとなる。最期は志半ばで散る事を無念に思いながらもタケルへやるべきことを果たせと言い残して力尽きた。

 演じる古田信幸さんはノロー(ゴッドマジンガー)、ガルザック(マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ)等で知られる。
オウカ(安西正弘)2、6、7、13〜18、36、37話、OVA2

 15歳。男。魔空戦神アラノオのパイロット。地球以外の種族。大男。ただし、よくある「体はデカイが脳ミソはない」というタイプではない。非常に知的。しかし、戦闘時のパワーは体型どおり、圧倒的な「力」で押してくる。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 15歳という設定が意外だが、特別な種族と考えるとそこまで違和感はないかもしれない。寡黙で心優しい性格をしており相手から手を出さなければ戦わない信条の持ち主。そしてオトへ好意を抱いており彼女を傷つけるものならば仲間でも容赦しな一面がある。タケルを守るためにオトへ刺されても彼女を恨む事はなく、最期はアラノオの残骸からオトを守るために我が身を犠牲に彼女を守り抜いた。魔空戦士最初の犠牲者(ただしこの頃はキリオミが死亡されたと見なされていた)であり、彼の死にオトは号泣した。

 演じる安西正弘さんはギルターボ(熱血最強ゴウザウラー)等で知られる。
キリュウ(高木渉)2、5〜7、9、12、16〜18、24、29〜31、33、36話、OVA2

 15歳。男。魔空戦神シシノオのパイロット。地球以外の種族。一撃で相手を倒すよりも、じわじわ苦しめる戦い方に喜びを感じるサディスティックな戦闘を展開する。長身でヤセ型。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 緑色の顔と裂けた口が特徴の人物。クシナダともに最初期にタケルと勝負を挑むも最初期を除いては終盤まで観戦ポジションだった。第5話では相手の心を読める設定があったが、マ・ホロバにその力を破られてしまってからはその能力は殆ど使われる事はなかった。ただ第29話の描写から能力故に事情通っぽいところがある。
 終盤でアモンへ反旗を翻す事を考え始めその為にタケルおよびミカヅチを始末する事を考えていたが、第33話でクシナダと共にガイオウの前に敗北。彼はガイオウにより握りつぶされる最も哀れな最期を遂げた。

 演じる高木渉さんはガロード・ラン(機動新世紀ガンダムX)、チータス(ビーストウォーズ)、ガルイース・エリッド(女神候補生)等で知られる。
 アマツミ(石田彰)2、3、6、7、16〜18、21〜27、30、31、36話、OVA2

 14歳。男。魔空戦神タマノオのパイロット。一番の美少年。中世的なキャラクター。プライドが高く、それを傷つけられると逆上するタイプ。何事も「遊び感覚」で行動、これも余裕を示すところか……。戦闘パワーはそれなりのものをもっている。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 ナルシストな性格の美形であり卑劣な手段も辞さない。第2話でスサノオ以外では初めて魔空戦神を駆って登場しており、中盤において戦闘でちょくちょく登場している事もあり結構扱いには恵まれている方。第30話でカゼノオと死闘を繰り広げ、キリオミの奇襲で致命傷を追った時は、自分諸共タマノオに始末させる作戦に出るが自分だけが散る虚しい結果に終わってしまった。

 演じる石田彰さんは渚カヲル(新世紀エヴァンゲリオン)、蒼き羅刹(サクラ大戦)、カラス(アイドルマスターXENOGLOSSIA)等で知られる。
キリオミ(喜田あゆ美)2、6〜12、26〜37話、OVA2

 13歳。男。魔空戦神カゼノオのパイロット。地球外の種族。ツクヨミ側のタケル的性格のキャラクター。周囲の事は考えずに行動してしまう、協調性の一番ない奴。魔空戦神に乗ればこれも一番ハデな戦闘を見せる。すぐにカーーーッと燃えるタイプ。小柄な体型。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 一人称は俺っち。地球外の種族だそうだが、オウカやキリュウと比べると十分地球人っぽい。序盤においてタケルの相手として登場する事が多く第9話でタケルと妙な友情に結ばれるが、第12話でタケルの助けを拒んで自ら火口に落ちる最期を選んでしまう。だが、第26話でヒムカの月に氷漬けにされていた事が明かされ、タケルを倒す事に執着していたが、第27話でタケルに助けられてからはすぐに彼の仲間ポジションに定着。ややクールで物を斜に見るタイプのキャラとなっていった。
 OVAでは自分に平和は似合わないとヤクモ村に住まないで旅に出ていたようであり、2巻で3年後の姿として登場。だが、TVシリーズとは殆ど変わっていない。合体魔神を前に魔空戦士の仲間達をやすらかな眠りにつかせてやってほしいとタケルに頼んでおり、意外と仲間思いな一面を見せた。
ハヤミカ(木藤聡子)2、6、7、16〜18、24、29〜37話、OVA

 14歳。女。魔空戦神ツキノオのパイロット。小悪魔的な少女。見た目も精神年齢も七人の中では一番幼い。舌足らずで甘えた喋り方。一見するとカワイ子ちゃんキャラだが戦闘パワーは他の魔空戦士に引けを取らない。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 意外にも最年少ではない。そしてオトを姉と慕っているキャラでありながら実は何とオトの方が年下というトンデモない設定が……。ギリギリ同じ年になることもあり得るのだが……最年少にした方が良かったのではないだろうか。
 第2話で初登場しながら戦場へ登場したのは第29話と他の6人と比較すると明らかに遅く、その上戦闘に関わったのは僅か1話のみだった。だが戦う理由は元々オトをタケルに奪われたと思われた悲しさであり、オト達の説得で改心。魔空戦士ではなくなったがタケル達の仲間として最後まで登場し、ヤクモ村で平和に過ごす事を選んだことを考えるとそれでよかったのかもしれない。
 クシナダ(折笠愛)2、4〜7、9、12、16〜18、24、30、31、33、36話、OVA2

 14歳。女。魔空戦神トキノオのパイロット。地球以外の種族。ハヤミカと対照的に妖しい美しさの少女。感情表現が顔に出ないタイプ。冷たい女という感じ。(以上、DVDBOX解説書掲載の企画書より引用)

 意外にもハヤミカと同じ年だが、地球以外の種族と考えるとこれもまた納得はいくのかもしれない。キリュウ同様最初期と終盤以外は観戦ポジションに収まっていた人物。だがキリュウと違いまだごく普通の外見であり、特殊能力を持っておらず、どちらかといえばキリュウに引きずり込まれた感じで反乱計画を企てていたようである。また最期もガイオウにより楯にされる形でキリュウに殺害される末路であり、おそらく普段が目立たないことも加えて魔空戦士の中では一番扱いに恵まれなかった人物かもしれない。

 演じる折笠愛さんは霧隠虎太郎(元気爆発ガンバルガー)、カトル・ラバーナ・ウィナー(新機動戦記ガンダムW)、ナイア(機神咆哮デモンベイン)等で知られる。
ツクヨミ(堀内賢雄)1、2、4〜7、13、16〜19、28、30、32〜37話、OVA

 魔空戦士達が仕える悪の根源であり、魔空戦神も彼の手により生み出されて7つの星が破壊されていった。目的はヤマタノオロチを復活させて全宇宙を支配させる事である。
 TVシリーズでも復活を予期しながら消滅しており、OVAでその予告通り再登場。どうやら太古から存在する不死身の悪でありオトの母・アスカを体として取り込んでいたが彼女を取りこんだ経緯や理由については藪の中。

 演じる堀内賢雄さんはライト・ニューマン(機甲戦記ドラグナー)、ジャミル・ニート(機動新世紀ガンダムX)、ヒューギ・ゼラバイア(超重神グラヴィオンzwai)等で知られ、本作ではナレーションも担当されている。なおツクヨミの演技はとても堀内さんとは思えないほど怖い(笑)

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