ムトロポリス

打倒マジンガーを目指して生まれたライディーンですが、富野監督は出だしをクレームでくじかれてしまった事は少々痛手だったのかもしれません。長浜監督も後の作品と比較すると少々ロボットアニメに慣れていないところが目立ち、設定と終盤の展開ぐらいが全体としてのとりえでしょうか。
ですが、ライディーンが生まれなかった場合、ロボットアニメが多様化することはなかったはず。そして後の富野&長浜監督の名作群の起点はこのライディーンかもしれません。ライディーンのポジションはロボットアニメ史に輝く偉大な試金石でしょうか。
全登場人物徹底紹介
メカニック徹底紹介
化石獣・巨烈獣徹底紹介 
 全話徹底解説
ひげどっとこむ。 

臨界学園のサッカー部キャプテンである少年・ひびき洸は突如発生した天変地異と共に“目覚めよ勇者、ライディーンが待つ”との声を聞いた。地球人と古代ムー帝国人の間に生まれた洸は太古の眠りから復活した妖魔帝国の襲撃から地球を守るために立ち上がる宿命であった。洸にしか操る事が出来ないムー帝国が残した切り札勇者ライディーン。妖魔帝国が化石獣を送り込む時、古代神秘の遺産が今、人面島から姿を現す……!!

1975.4〜1976.3 全50話 NET(テレビ朝日)系放映
原作:鈴木良武
企画:東北新社、旭通信社(ADK)
チーフディレクター/総監督:富野喜幸/長浜忠夫
脚本:五武冬史、山本優、吉田喜昭、辻真先、伊上勝、高久進、古城武司、田口章一
キャラクターデザイン:安彦良和
メカニックデザイン:村上克司、スタジオぬえ
音楽:小森昭宏
OP「勇者ライディーン」ED「おれは洸だ」
作詞:山川啓介 作・編曲:小森昭宏 歌:子門真人、コロムビアゆりかご会
プロデューサー:宮崎慎一、小澤英輔、岸本吉功
アニメーション制作:創映社(サンライズ)

製作:NET(テレビ朝日)、東北新社

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