超電磁ロボコン・バトラーV 全話解説
第37話 女王の罠!豹馬危うし!

脚本:田口章一 絵コンテ・演出:寺田和男 作画監督:佐々門信芳、金山明博(総作画監督)


 エスポニア国から女王が来日し、バトルチームを招待してくれる。思わぬ誘いに大喜びのバトルチームはパーティー会場へ出席。早速ご馳走に手を取るが、エスポニア女王はジャネラ女帝が変装した姿。バトルチームは睡眠薬入りの料理を頂いてしまい眠りについてしまう。
 一方四ツ谷博士が留守を守る南原コネクションにはエスポニア女王からのプレゼントが届いたが、エロッペの様子から四ツ谷博士はプレゼントの不審さに気付き豹馬達へ連絡を取るが時は既に遅し。プレゼントのコンテナから現れたパーツが次々と合体しマグマ銃デメガゼラが姿を現した。南原コネクションは応戦するも、バトルチームが不在の為コネクションには絶体絶命の危機が迫る。バトルチームを呼び戻そうとするも、彼らが用心で持ち込んだ無線機も既に破壊されている為連絡が取れない。ジャネラからの挑戦として送り込んだ映像からロペットが逆探知した結果、豹馬達は稲荷山に捕らわれている事が判明した。しかし誰が救出に向かうのかと言う所で、一木兄妹が特別機動捜査隊と名乗りケロットで出発した。
 稲荷山に軟禁された豹馬達は南原コネクションの方角が炎上していると知るも、脱出する術が光あらない。そこにケロットでやってきた兄妹が屋敷内へ入り込むがキャンベル兵に見つかってしまう。しかし彼らが豹馬達が閉じ込められた牢獄まで逃れたことで、偶然銃弾が豹馬達を閉じ込める鍵を破壊する事に成功。この勢いで豹馬達は南原コネクションへ急いだ。
 南原コネクションに到着した豹馬達はコン・バトラーVでデメガゼラに立ち向かう。ガゼラビームに圧倒されるも、Vレーザーで体勢を立て直し超電磁スピンが止めを刺した。そして本物のエスポニア女王からは南原コネクション修復の費用を負担するとの手紙が届いた。


女王の罠にケロット奮闘

 第33話に続き一木兄妹&ケロット奮闘ネタ。キャンベル兵の銃弾の中逃げまどう姿を見るとハラハラさせますが、ムードメーカーポジションゆえか流れ弾一つすら当たりません(最も当たったら洒落になりませんが)逃亡劇のどさくさにバトルチームを脱出させることに成功するのですから、ハラハラさせながらも、また運もあったながらもまぁよかったよかった。
 バトルチームの非常時において、一木兄妹の勢いに思わず救出作戦を承諾してしまう四ツ谷博士もポイント。一木兄妹の気合はなかなか侮れません。ちなみにケロット特別機動捜査隊と金太は言っていますが、当時放送された人気ドラマ「特別機動捜査隊」からのネタと思われます。


今回の突っ込み

サブタイトル。厳密には豹馬危うしよりも、バトルチーム危うしと考えた方が正解です。あと睡眠薬ではなく、劇薬辺りを入れても今回の作戦は成功したような気もします。


次回予告(ナレーション全話・キートン山田)

突然、湖に出現した蛙の大群が巨大なメカ蛙に変身する。ロペットが捕らえられ、豹馬たちはコンバイン不可能となってしまった。マグマ獣フロッキーの攻撃にコネクションは全滅の危機に晒される!
次回コン・バトラーV「ロペットは蛙が苦手!」にレッツ!コンバイン!!

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