超電磁ロボコン・バトラーV 全話解説
第40話 衝撃!ちずるは偽物だ

脚本:辻真先 絵コンテ・演出:斧谷稔 作画監督:金山明博


 キャンベル星人はコピーマシンを開発。スパイ虫で誰をコピーさせる選んだ所、ジャネラへのへらず口を叩いたちずるがコピーマシンの標的に選ばれてしまう。
 ショッピング中のちずるはロボット蜂に遭い気を失ってしまう。すぐに救急車がやってくるがその救急車もキャンベル星人の刺客であり、本物のちずるは拉致された状態で豹馬の目の前にはコピーマシンで製造されたちずるが現れたが豹馬達はこれを知るはずもなかった。
 そしてマグマ獣マリオネラが出現した。出動するバトルチームはバトルマシンで牽制するが、その中でバトルマリンは仲間達の足を引っ張るように振る舞う。ちずるがコンバインを提案し、それが実行された時が狙い目だ。コン・バトラーVが猛攻を仕掛けた時にちずるは敢えて脳波を乱しコンバインを解いてみせる。そしてバトルマシンを迎撃するように振る舞うが、相手は思ったより強固であり、南原コネクションへ標的を変更した。
 しかし四ツ谷博士はちずるが偽物である事を気付いていた。それを知った豹馬達はバトルマリンから偽物のちずるを追いだそうとするが、バトルマリンはグランブルへ撤退し、偽物のちずるは体を維持できる時間が迫っている事に気付き、自分のクローンを作る為に本物のちずるの元へ向かう。が、本物のちずるは偽物のちずるを叩きのめし、偽物のふりをしてバトルマリンへ搭乗し、グランブルから脱出。水中を急ぐバトルマリンは意外な光景を目にする。水中には豹馬達が戦っているマリオネラがもう1機存在していたのだ。現れたバトルマリンはもう1機を攻撃した時、空中での1機が突如バランスを失い墜落して大破した。今まで豹馬達が戦っていたマリオネラは本物に操られていた偽物だったのだ。今度のちずるが本物と知る豹馬はすかさずコンバイン。グランダッシャーと超電磁スピンでマリオネラを叩きのめした。
 だが豹馬達はちずるが本物かどうかまだ疑っていた。それは本物には背中にほくろがあるかどうか。それを確かめる為にシャワールームへ押し寄せる豹馬達だが、ちずるの逆襲に遭う事は言うまでもなかった。


怖い怖い。姿はそっくり、心は邪悪な南原ちずる

 偽物ネタ。しかもちずるで(笑)姿はちずるその物の姿で、やや黒い性格なのでまさに黒ちずる。上田みゆきさんが演じる悪女もけっこう新鮮で楽しませてもらいました。ボルテスXでも偽物ネタはあったのですが、5人全員偽物でありながら、ダークな姿が見られなかったので、そういう意味ではコン・バトラーVのほうが偽物ネタの見所が多い気がします。
 そんなそっくりな偽物を倒し、ワルキメデスをも欺く本物のちずるの活躍やシャワーシーンもポイント。


今回の突っ込み

自分の事が馬鹿にされたからジャネラはちずるを標的に選んだわけで……そこを考えると女帝の器は結構小さい?


次回予告(ナレーション全話・キートン山田)

一つの町ぐるみ四ッ谷博士が恐怖のバリアーで捕らえられてしまった。戦うことの出来ないコンバトラーVをマグマ獣ドリンガーが襲う。人質を弄ぶワルキメデスに豹馬の怒りの炎が燃え上がる。
次回コン・バトラーV「卑怯!悪魔の人質作戦」にレッツ!コンバイン!!


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