超電磁ロボコン・バトラーV 全話解説
第45話 敵の秘策!スピン封じ

脚本:辻真先 絵コンテ・演出:斧谷稔 作画監督:谷口守泰、金山明博(総作画監督)


 コン・バトラーV最大の脅威は超電磁スピンだ。ワルキメデスは超電磁スピン破りの為にマグマ獣・スカルプダッシュを開発する。
 そのスカルプダッシュの出現にバトルチームが出撃。コン・バトラーVにコンバインして応戦するが、スカルプダッシュの跳ね飛ばし攻撃を受けて、バトルタンクのエネルギーチャージA回路が封じられてしまう。もし超電磁スピンを放ってしまえばコン・バトラーVは動けなくなってしまう。しかし超電磁スピンが通用しなかった敵はいないはずだと超電磁スピンを放ちスカルプダッシュを粉砕したが、思わぬ事態がコン・バトラーVを襲う。なんと、スカルプダッシュは囮に過ぎず、本命はもう1機のマグマ獣スカルプなのだ。
 もう一度超電磁スピンを放って止めを刺そうとしたが、二発目のスピンはエネルギーが持たずに途中で強制分離してしまう。コン・バトラーVのエネルギータンクである。バトルタンク以外の4機はスカルプを牽制してバトルタンクをカモフラージュさせて修理する時間を稼いだが、バトルクラッシャーが地表に激突してしまった事でバトルタンクのカモフラージュが見つかってしまい、大作は修理中のままバトルタンクは海中へ沈没してしまい、修理個所も水没してしまい、大作は危機に陥ってしまう。しかし大作は九州男児。持ち前のど根性で修理を完遂させて海から這い上がる事に成功。再度コン・バトラーVにコンバインして時間稼ぎをするように反撃を開始。コン・バトラーVにとっては戦闘が長引けば長引くほど超電磁エネルギーがチャージされる為、コン・バトラーVにとっては有利なのだ。スカルプはスカルプジェロニモに変身するが、グランダッシャーをぶちかましてオプションパーツを粉砕。本体に渾身の超電磁スピンを叩き込んで勝利を収めた。


大作、流石九州男児のど根性戦法

 超電磁スピンを封じるため二体のマグマ獣を用意する苦労はなかなかですが、超電磁スピンを封じてもグランダッシャーが残っていてはあまり意味がないのでは……ほら、グランダッシャーで一度マグマ獣を倒しちゃっていますし。それはさておき今回は大作のバトルタンクの修理シーンがきらりと光ります。メカは苦手そうな大作ですが、修理を一人で済ませる所はやはり、ヘルメットに修理方法などを教わっていたからでしょうか。息も出来ない場所での修理お疲れ様です。またこの忍耐強い大作の姿は冒頭の我慢大会ネタで寒中水泳中二バタフライで堂々と泳いで見せる所からの良い繋がりです。(冒頭では四ツ谷博士の酒ネタなど和ませる部分が多い所がポイントです。)


今回の突っ込み

豹馬曰く、超電磁スピンが通用しないマグマ獣は一匹たりともいなかった……第27話を見た方なら分かる通り、一度破れ去っています。ひょっとしたらパワーアップ作戦において超電磁スピンの威力も強化され、それから倒せなかった敵がいないとのことでしょうか。


次回予告(ナレーション全話・キートン山田)

国連に向かったバトルチームをワルキメデスの黒い魔の手が待ち受ける。歓迎の舞踏会に隠された恐るべき暗殺者の正体は何か。コンバインを急ぐ豹馬とちずるに女帝ジャネラの炎が襲いかかった!
次回コン・バトラーV「仮装舞踏会は死の香り」にレッツ!コンバイン!!


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