超電磁ロボコン・バトラーV 全話解説
第53話 コネクションの最期!

脚本:辻真先 絵コンテ・演出:斧谷稔 作画監督:佐々門信芳、金山明博(総作画監督)


 ワルキメデスの予感は的中した。ジャネラはマグマ獣マスプロンを用意した次第ワルキメデスの脳を自分そっくりのロボットに移植させて、永遠に自分の家来にするつもりなのだ。自分には自分なりのやり方がある。ワルキメデスはジャネラに自分の実力を証明する為、極秘でマグマ獣ダークロンを出撃させる。
 一方最後の決戦に備え、四ツ谷博士は世界各国の科学者を招集して対キャンベル星人用の新兵器を公開し合おうと提案するが、国々は縄張り根性故に会議の結果はよろしくない。そんな時にマスプロンがパリへ出現。パリを救おうとコン・バトラーVが出撃するが、マスプロンは自分が切り裂かれても復活し、更にあらゆる物質を取りこんでパワーアップし自分の分身を生み出す驚異の自己再生・増殖能力を秘めているのだ。破壊すれば破壊する程増えるマスプロンに勝つ術はあるのか。その時パリの科学者・モンマルトから高分子爆弾を提供された。高分子爆弾を搭載されたロックファイターがマスプロンへ一斉に炸裂。これでマスプロンを片付けたかに見えたが、彼は囮に過ぎず、第二のマスプロンが南原コネクションへ接近していたのだ。さらに南原コネクション、パリともどものマスプロンは自爆して自分の分身を次々と増やす。その上ワルキメデス自らが操縦するダークロンも南原コネクションに現れ、ドリルアタックで基地を粉砕しようと迫っていた。
 そこにコン・バトラーVがようやく到着。ツインランサーでマスプロンやダークロンのミサイルを次々と仕留め、ダークロンのスピン攻撃に組みつかれるも、超電磁ヨーヨーを駆使して脱出し、超電磁スピンがダークロンへ引導を渡した。マスプロンも撤退し南原コネクションの危機は何とか逃れたかに見えた。しかしマスプロンは撤退の際にコン・バトラーVの左足へ超強力爆弾を仕掛けていたのだ。四ツ谷博士はすぐに左足を切り離すように指示した為コン・バトラーVは難を逃れたが南原コネクションは超強力爆弾の爆発に巻き込まれてしまった……!!


弟に次いで兄まで!ジャネラはとことん酷使することしか考えていない!

 やはりワルキメデスも利用されていたのかと……慣れない戦いへ身を投じてでもジャネラから許しを乞おうとする姿からはやはり同じ兄弟だったからなのかもしれません。そして結局破れてしまう所はなれない事をやらない方がいいとの教訓ではないかとも思ってみたり。ジャネラの場合既に世界各国を惨劇に陥れ、南原コネクションを破壊してみせる活躍もする所から流石女帝だけの事はあったのかもしれません。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション全話・キートン山田)

全てをかけた女帝ジャネラの総攻撃が地獄の炎を吹き上げる。コン・バトラーVの怒りがマグマ獣の大編隊に叩き付けられる。最期の時を迎えた豹馬たちにキャンベル星の使いがもたらしたものは何か!?
最終回コン・バトラーV「平和の使者Vは不滅だ」にレッツ!コンバイン!!

BACK BACKNEXT

inserted by FC2 system