15体合体の主役ロボが良くも悪くも有名になってしまった作品ですが、作品としての見所は敵も味方も如何に争いを回避するかを重点に置いた硬派なストーリー展開。戦うより話し合いを選び、緊迫する関係、孤立無援の状況の中でなるべく戦いを避けて星間図を完成させる目的をいかに遂行するラガーガードの物語は地味ながら手に汗を握る展開へ仕上がっています。敵側の穏健派と武闘派のすれ違いもポイント。ロボットアニメにおいて"戦わない"にこだわった異色ともいえる硬派な傑作のはずです。惜しむべきは15体合体のコンセプトで生まれたキャラクター描写での弊害、一見の人からすれば、ドラマが霞んでしまった点かもしれません。 |
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全登場人物徹底紹介 | |
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全話徹底解説 | |
ひげどっとこむ。 | |
西暦2200年。地球は近辺のミラ星、サラ星と友好関係を結び、3惑星から15人の若者による調査団"ラガー・ガード"を設立。人類が宇宙へ進出する為に銀河の星間図を完成させる使命を帯びて飛び立った。だが、外宇宙からは故郷が滅亡の危機に瀕し、銀河制覇の為に現れたガルベストン帝国に遭遇。攻撃を仕掛けてくる彼らに対し、驚異の15体合体のスーパーロボット・ダイラガーで迎え撃つ。だがラガー・ガード側も、そしてガルベストン側も平和を願う意志がある。戦いの中両者は和平、共存への道を見つける事が出来るのか!? |
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