無敵ロボトライダーG7 全話解説
第29話 泣くな男だ!係長

脚本:荒木芳久 絵コンテ・演出:加瀬充子 作画監督:佐々門信芳


 火星基地の再建において防衛省は一番依頼料を安く提示した企業に仕事を請ける事を発表。木下係長は仕事を受け持つとハッスルするが、そこに大宇宙運輸の営業係長・福田がある提案を持ちかける。それは五社が同じ依頼料を提示して仕事を平等に請けようと内容であり、木下係長はまんまと引っかかってしまい、その翌日。木下を含めた4社が福田の罠に引っ掛かってしまい仕事が大宇宙運輸に奪われてしまう。騙された事に落ち込む木下は失意のまま一人飛び出してしまう。もしもの事があったらとワッ太達は木下係長の大捜索を開始する。その結果木下係長は川辺で発見され、入水自殺ではないかと勘違いしたワッ太により、木下係長はさらに落ち込んでしまう。
 ところが大宇宙運輸は防衛省に対してまで騙しており、契約金だけ頂いて中途半端な仕事だけして放棄してしまったのだ。国防省は予算がない状況において何とかしてほしいと竹尾ゼネラルカンパニーへと頭を下げ、棚から牡丹餅、仕事は金だけじゃないと竹尾ゼネラルカンパニーはいざ火星へと出発した。
 ところが火星ではメカロボット・ダンブレザーが火星基地再建用の物資を奪いつつあった。トライダーセイバーを振り回して立ち向かうトライダー。しかし、ダンブレザーのアームによる馬鹿力は強力でトライダーが押しつぶされる危機に陥る。しかし、ワッ太の危機を目にして木下係長はシャトルを囮としてダンブレザーの気を引く事に成功。トライダージャベリンとトライダーバードアタックでダンブレザーを叩きのめし、今回の活躍で木下係長は自信を取り戻すのだった。


騙すより騙される方が良い。がんばれ、係長!

さて、大宇宙運輸ですが他の4社を騙した揚句、仕事を途中で投げ出してしまうという何とも悪徳な企業。防衛省は彼らを出入り禁止処分にしますが、それだけでは物足りないような気がします。大宇宙運輸、ヒドス。あと服だって人物の名前の由来はおそらく当時設定制作を担当されていた福田満夫(現・福田己津央)さんからでしょうか。
 そして今回活躍した木下係長ですが、今後仕事の方でも頑張ってほしい所です(笑)


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

やぁみんな!どうだった?今度は我が町の剣道大会のお話だ。竹刀等握ったこともない俺達が、何故か剣道の選手に。しかもあの大門先生がコーチとして俺達を特訓するんだってさ。
次回、トライダーG7「大門先生は鬼コーチ」見てくれよな!
柿小路「がんばれ!」
柿小路・鉄っつあん・郁恵・木下「「「「若社長!」」」」
ワッ太「任しとけい!」

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