絢爛舞踏祭〜ザ・マーズ・デイブレイク〜 全話解説
第3話 ショウ憧れの出撃!

脚本:浅川美也 絵コンテ:京田知己、森邦宏 演出:京田知己 作画監督:数井浩子 メカ作画監督協力:杉浦浩次


RBダイバーを夢見る少年ショウこと小カトー・タキガワはショウに希望号に載せてほしいと頼むが、1回につき銀貨200枚払ってくれたら貸すとの答えが返ってきた。だがショウに200ドル払える余裕はなく、船でバイトしようにも線内で金を使う事はないから意味はないとエリザベスに返されてしまう。困ったショウだが、グラムは暇な時に手料理を皆にふるって小金を稼いでいた事を知り、グラムの手伝いでバイト代をはずもうと料理を手伝う。
 仕事中ショウはRBダイバーになりたい夢をグラムに告げるが、それを立ち聞きしていたヤガミからは素質の問題だからどうしようもないとの何時ものように冷たい答えを返してしまう。自分だってRBダイバーになれるとショウは希望号で海へ飛びだしてしまう。ヤガミは作業艇で慌てて追いかけるが、希望号は火星方面軍のF級フレームに遭遇してしまい抵抗むなしく捕まってしまう。だがベスは自分が希望遇を連行する役目に立候補。ベスはグラムが希望号に搭乗しているかと思いこんでいたからであり、彼女はグラムの道を正そうと説得するが、聞いているショウからすれば聞きたくない事を聞かされている様なものだからと回線を開いて連邦側がどれだけ酷い事をしているかと叫びながらF級フレームから脱出する。
 F級フレームの追撃から逃れる希望号にワイヤーが繋がれる。グラムの作業艇から放たれたワイヤーにより希望号の操縦権はグラムに渡り、有線操縦で2機を捲こうとするが、海溝に激突してワイヤーが切断されてしまい、希望号の中ショウは海底に激突して意識を失ってしまう。
 希望号とショウは士翼号の手で助けられた。グラムは見舞いのついでにショウへレンタル料の取り立てるが、小カトーは銀貨200枚に相応する皿洗い半年の所を1年やるからまた貸してくれと頼み返される。ショウはまだRBダイバーを諦めない。その様子にグラムは安心するのだった。


諦めなし。駆け出しショウの初出撃。

 ショウ回。阪口大助さんの演技もあり勢いの熱血漢っぽい雰囲気が出ています。またRBダイバーを諦めない台詞はラストの銀貨400枚のネタに現れています。また夢に一途なショウに対して現時点では特に夢がないグラムとの比較も面白かったりあします。
 ただ比較的外見に対して人当たりの良いヤガミがショウの夢をきっぱり否定する描写は結構珍しい気がします。この頃はキャラが定まっていなかったのでしょうか。


今回の突っ込み

今回は特にありません


次回予告

希望号に乗りたいとショウに頼まれるグラム。少年の情熱が思いもよらぬ事件を起こす。
次回、絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク 「ショウ憧れの出撃!」火星の男も大志を抱く!

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