絢爛舞踏祭〜ザ・マーズ・デイブレイク〜 全話解説
第6話 嗚呼!栄光と情熱の革命よ!?

脚本:名田ユタカ 絵コンテ:村木靖 演出:村田和也 作画監督:岡辰也


 エノラを大統領の娘と知らずに誘拐してしまったフーコー達3人は火星政府に対する革命グループの面々。彼らはかつて学園闘争があったことで廃校された大学に身を隠していたが、そんな彼らに夜明けの船の追撃が迫る。エリザベスにとっては彼らは当て逃げ犯だからだ。
 フーコー達は当て逃げしてしまった事に気づいておらず何故自分達が夜明けの船に終われるか分からなかった。だがどちらにしても殺されるとエノラの協力を借りて必死に逃れる。そして逃れた先はかつて学生たちが革命運動を起こした際の拠点であり、エノラはそこに眠っていたゲパルト1号との等身大人型戦闘兵器を操って反撃開始。旧世代の学生の戦闘兵器とは思えないゲパルト1号の威力にタジタジになるショウ達だが、そこにポイポイダーが颯爽登場。海の男(ただし本人はイルカ)の力を見せつけてやるとゲパルトを壁に叩きつけて難を逃れる。
 だがフーコー達は拠点の緊急退避システムを発動させた所、拠点は校舎内を移動したが移動した先にはたまたまグラムの姿があった。だが何時までもフーコー達を捕まえられない事にしびれを切らせたエリザベスが対地ミサイルを発射させた事がきっかけで大学は崩壊。拠点が落ちて行く所でグラムはエノラを救出してとりあえず夜明けの船に保護するのだった。最も犯人を撮り逃した所からグラム達は注水タンクの錆取りをすることになったのだが。ちなみに大学が大破してもフーコー達は無事であり海賊を目指す事にしたとか。


かつての革命の場を舞台に、かつての革命兵器が咆哮をあげる。

 廃校を舞台にゲパルト1号とポイポイダーの死闘、広大かつ複雑に入り乱れている大学での戦いはキャラが結構はじけているので良い感じ。特にクールそうな外見でありながら広い所で見事に迷ってしまったヤガミには笑わせてくれます。
 そして前回からトラブルメーカーの雰囲気が全開のエノラと革命を起こしたのは良いけれど、行き当たりばったりの革命三人組もポイント。


今回の突っ込み

今回は特にありません


次回予告

エノラを取り戻すために雇われた男、キュベルネス。形振り構わない海賊戦法が、夜明けの船に大穴を穿つ!
「敵か味方か!?傭兵海賊」火星を睨む狼一匹

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