絢爛舞踏祭〜ザ・マーズ・デイブレイク〜 全話解説
第11話 突破せよ!地球軍包囲網

脚本:高山治郎 絵コンテ:村木靖 演出:山本秀世 作画監督:井口忠一


 連邦軍が夜明けの船を追撃せんとしている。火星方面軍はF級フレームを凌ぐH級フレームが配備されるが、火星方面軍はまだ指示が出ない事から動くつもりはない。ベスは父が近いうちに会いに行く事から海賊に手を焼かされている自分を見せたくないとしてドリトルに出動許可を求め、許可されなくても彼女が独断で出動してしまい、それがきっかけで連邦軍の夜明けの船への追撃指令が下る。
 買い出しが完了した夜明けの船は先住移民の街から逃れる。ガーマに教えられた抜け道で抜け出そうとするが、抜け道と夜明けの船が接触した跡、デコイの素材などからベスは夜明けの船の進路先を特定し、独断で先行、他の部隊も彼女に続く。
 殿を任された希望号にH型フレーム2機が迫り、希望号を取り押さえる。海賊から足を現せようと必死になるベスに対し、グラムはやりたい事が見つかったとして宝探しの件を告げるも、ベスは夢を見ているんじゃないと相手になってくれない。そんな彼女から逃れる方法として、希望号はスラスターを全開。スラスターの勢いで浮遊魚雷を捲き込み、爆破させることで落盤を起こすことで進路を遮ることに成功。夜明けの船が出口を発見した事もありベス達を捲く事に成功するのだった。
 そしてベスには独断行動の件だけでなく、グラムを発見した事を周囲に知らせなかったうえに逃亡させてしまった事でスパイ疑惑がかけられてしまい軍法会議にかけられるまで営倉入りの処分を受けてしまう。グラムを逃がしてしまった上に身に覚えのない疑惑を賭けられてしまい、ベスの立場はあかった。本当になかった。


予期せぬ事!ベスは捕まった!!

 前回に続き物語に大きな動きが見られる回。H級フレームの登場もあり、今回のバトルは何時も以上に気合が入っていたような印象がありました。スラスターで魚雷を振り切る所辺りは特に。
 そんでもってベスはスパイ疑惑もかかってしまい捕らわれてしまうのですが、その間ベスの出番はないのでしょうか。一応ヒロインポジションの彼女ですが毎回追いかけっこをやっている訳ではないので存在が薄くならないか心配です。


今回の突っ込み

今回は特にありません


次回予告

伝説の海域で未確認船の反応を捉える夜明けの船。その直後、船内で奇妙な出来事が……。
次回「怪奇!幽霊船漂流地帯」火星の海に、あなたの悲鳴がこだまする……。

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