絢爛舞踏祭〜ザ・マーズ・デイブレイク〜 全話解説
第24話 地球軍強襲!夜明けの船突入作戦

脚本:佐藤大 絵コンテ:須永司 演出:佐藤育郎、山田博一 作画監督:倉島亜由美


 地球軍は遂に夜明けの船へ強制突入を開始した。夜明けの船の内部はバリゲートを張り、防衛に備え、エリザベルはサーラ、エノラ、東原を人質として連れられたと言うようにと釘を刺し、武勇号が単身で相手を食い止めている所にグラムとショウは加勢しようとするがグランパは待ったをかける。万一に備えて誰かが脱出して再起の時をうかがうべきだと言うのだ。グラムはショウを逃がそうとするが、F型フレームは慈愛号を発見。ショウはグラムを逃がす為に単身飛び出す事を選ぶ。
 夜明けの船の奮戦も空しく、ミルヒとアキは降伏せざるを得ず、MAKIも地球軍に乗っ取られてしまい機能を掌握されてしまう。そして立ち向かったのはいいがショウとグランパも結局捕らわれてしまい、とうとうエリザベスは降参を選ぶ。エステルはいい加減だと罵り最後まで戦うべきだと主張するが、彼女は一昔前の海賊のやるような事はしたくない、いい加減だからこそ海賊なのだと信念を変えなかった。
 遂に夜明けの船は捕らわれて、エノラはアンナとジョセフの元へ送り届けられた。標的のあっけないオチにドリトル達はあっけなさを感じ、養女の身でありながら実質監禁状態のベスはローレンへ出会う事を目つけに頼む。だが、そのローレンはナイアル・ポー、そしてヤガミを連れて神の石を共同で研究して、財力として地球政府に圧力をかけて火星へ独立を承認させ、いずれ地球を動かす火星の実権を握るつもりである。この野望の研究のためにナイアル・ポーは夜明けの船を売る事も、ローレンは娘をないがしろにすることも躊躇わなかった。その結果、ベスは父の元へ向かう飛行機ではなく地球行きの飛行機に乗せられてしまい、その便には祖父の元へ送り返される途中のエノラも同乗していた。
 エノラは地球へ向かう事は帰るのではない。今まで自分を助けてくれたグラムと夜明けの船の面々を助けるためだった。女はいざという時に強いとのエノラの決意を聞いてベスはグラムを救出する事を決意。エノラと共に行動を開始した……!!


グラム、夜明けの船を助けるために急げ!女二人

次回への救出作戦に向けてベスとエノラが行動を開始。名無しは権力者によって主人公側の戦艦が奪われてしまい、そこからどうやって反撃を引き返すかのドラマについてが楽しみですので期待します。あとエリザベスが潔く諦めて降伏する様子もやはりラスト2本を盛り上げるためかもしれません。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

処刑される運命(さだめ)の海賊たちを助け出そうと懸命なグラム。そこにエノラからの直向きなメッセージが届く!
次回、「駆けろグラム!囚われの仲間を救え!!」火星の絆を光が結ぶ!

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