絢爛舞踏祭〜ザ・マーズ・デイブレイク〜 全話解説
最終回 火星の夜明け!マーズ・デイブレイク


脚本:浅川美也 絵コンテ:森邦宏、村木靖 演出:森邦宏 作画監督:小平佳幸


 夜明けの船が沈んでしまった。それと同時に夜明けの船の面々が処刑されようとしていた時、夜明けの船が遂に突撃をかける。寸での所で夜明けの船はグラムにより操られて難を逃れていたのである。同時に鉄檻に閉じ込められた面々が海へ落とされてしまうも、士翼号が颯爽と登場。ナイアル・ポーの元に起算していたかと思いきや、彼は夜明けの船の仲間達を選んだのである。それだけでなく依頼にこたえてキュベルネスもマーメイドで到着。MAKIも復活し夜明けの船は反撃を開始した。
 夜明けの船の面々は次々と地球軍のラウンドバックラーを退けている。グラムはベスへアデナにいるボンとシエを連れてきてほしいと頼み、夜明けの船は地球軍に次いで自分達を利用したナイアル・ポーとローレンの元にへ突き進む。夜明けの船の脱出を知ったナイアル・ポーは狼狽するがローレンは地球軍の守りがあれば安心だと夜明けの船を軽視している。そんな所に夜明けの船が洞窟を突き破って対空ミサイルを一気に放つ。洞窟が破壊されて水が流れ出ると共に鉱脈にも浸水。ローレンは鉱脈が解けてしまったら火星独立運動は出来ないと嘆くもナイ・アルポーは野望を諦めざるを得なかった。
 相手のラウンドバックラーを片付けたグラム達だが、洞窟の崩壊が迫っている為脱出をしなければならない。武勇号は足手まといになると判断して武勇号は投棄され、義勇号も潜んでいたF型フレームのう攻撃を受けて中破。浸水してしまった状況から止むを得ず希望号から脱出したその時、オリンポス山が光り輝いた。神の石が解けた事による光であり、ヤガミは神の石は鉱物でもあり生物でもあった事を明かす。水のない所では鉱物だけれど、水のある所では生物として活動する。神の石の目覚めこそ火星の夜明けでもあったのだ。
 あれからアンナは何時ものように火星の発展を呼び掛け、エノラはグラム達にまた会いに行くと地球からメールを送っていた。そしてグラムは遂に自分の船"希望の船"を買い、グラム達4人は火星の海を旅する事に決めた。夜明けの船に見送られる希望の船。希望号が眠る海で子供たちに夢を伝えて行くグラムの冒険はまだ始まったばかりだ……!

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