全獣士・鎧獣士徹底紹介


 ボルテスX全40話に登場する獣士・鎧獣士を、個人的な考察や突っ込みを含めて紹介します。止めは殆どが天空剣Vの字切りまたは超電磁ボールVの字切りの為、例外、特筆する点を除いて止めの項目は記載しません。
 また演じる声優さんは殆ど黒部鉄さんとクレジットされていますが、飯塚昭三さん、立壁和也さん、増岡弘さんなどが演じられている場合もあります。ノークレジットの場合もあるようなので、クレジットされた声優さんしか記載しません。

ドクガガ 第1話

 獣士第1号。蛾をモチーフにしたと思われる。口から四連ミサイルと炎を放ち、腹からもミサイルを放つ。

バイザンガ 第2話

 スカールークとの両面作戦で出撃した獣士。印象的な鉄以外には、頭からミサイルを、口から火炎弾、胸からは鎖分銅、目から光線、腹から槍など豊富な武装を誇る。鎖分銅で窮地に追いやった所、光代の特攻で怯みボルテスXの猛攻を受けて倒された。


ボンザルス(立壁和也) 第3話

 蜂をモチーフとした獣士でスピードを活かしたかく乱戦法を得意とする。口からの火炎放射、尻からのミサイル、腹からの羽根ミサイルまた羽根は合体してカッターとして使用される。
 健一と一平が不仲だったこともあり序盤でボルテスチームを苦戦させるもランダーコンクリートが付着して動きが鈍ったので撤退。再戦時は結局敗れた。

ガルド(黒部鉄) 第4、10話

 天空剣破りとして一流の兵士ガルドを獣士として改造。強固なゲラマニウム合金で身を守っているが、天空剣が通用しない訳ではない。
 兵士時代からの必殺技シャドウ必殺剣とクナイでボルテスXに挑み、シャドウ必殺剣は天空剣と互角以上の兵器と思われたが、編み出した胡蝶返しの前にひっくり返されて破れた。ちなみに10話でも弱点を探る映像に登場している。

ネーグ(黒部鉄?) 第5話

蛇型の獣士。単独行動を取った日吉がいる横須賀へ襲い掛かり、口から光線とミサイルを、また身体じゅうから機雷をまき散らした。
ちなみに今回からビッグファルコン側も敵を獣士と呼ぶ(今まで怪獣と呼んでいた。)

ダイガ(黒部鉄?) 第5話

日吉がいない隙にビッグファルコンを攻撃した獣士。腕からミサイル、目から光線、口から火炎を放つ。

ダイネーグ(黒部鉄?) 第5話

ダイガにネーグが巻きついて誕生した合体獣士。両肩からのマシンガン、両手かrナオミサイル、口からの火炎、腹からのワッカ、スパイク付きワイヤーを放ち、両足からはシールドを展開する。
同話に少なくとも2機別の獣士が出撃したことになるが、EDのテロップ(獣士 黒部鉄)からどちらを演じたのか、また両方とも黒部さんが演じたかは確かではない、

バットヘイル(黒部鉄) 第6話


蝙蝠をモチーフにした獣士。小型蝙蝠爆弾をまき散らし、口から火炎、両肩からミサイル、腹からカッターを射出する。翼と分離させて翼で相手の身動きを封じる事も出来る。ちなみに翼がなくても飛べる模様。

カラガラス(黒部鉄) 第7話

カラスをモチーフにした獣士と思われる。目からミサイル、口から火炎、羽根、口、腹からミサイルを放つ。また突風を起こしてマシンを吹き飛ばす事も出来る。天空剣唐竹割りに敗れる。


ガルゴー 第8話

 ハイネルが操縦した唯一の獣士。ハイネルが自ら捕縛したベンガルの人食い虎を改造して誕生した。噛みついて相手のエネルギーを吸い尽くす事が特技。
 脇腹の装甲が薄い事が弱点で、ザキ公爵はズールと共謀してその設計図を送りボルテスXにハイネルもろとも破壊させようとしたが、謀殺作戦が看破され、脇腹の装甲も改造された。そうとは知らないボルテスチームは楽勝の方程式が崩れ苦戦する羽目に。
 ボルテスXのエネルギーを吸い尽くそうとするが、エネルギー吸収量に限度があり、ボルテスXが捕らえたザキ公爵の円盤に、野生の血が騒いだのか食いついてしまい、天空剣一文字切りでザキ公爵もろとも破壊された。なおハイネルは脱出に成功している。


ゴンダム 第9話

羽根からのミサイル、胸からのカッター、とさかのチェーン、口からのビームを武器とする獣士。

ボンボス 第10話

トンボをモチーフにした獣士。ハサミを武器とするが、カメラアイでボルテスXの超電磁エネルギー発生装置を突きとめる事が任務だった。戦闘用ではなかったのか、超電磁ゴマで葬り去られる。天空剣で破壊されなかった稀な獣士である。


ナマズンゴ 第10、11話

ナマズをモチーフにした獣士。頭部の超電磁発生装置が最大の切り札でボルテスXの合体を解く大手柄を成し遂げた。その後強力ナマズンゴへ改造され、口から火炎とミサイルを、鰭から光線を放つ。だがウルトラマグコンのエネルギーで超電磁破壊装置が粉砕され、なんとただのとび蹴りで破壊される。ボルテスXを追い詰めたトップ3に入る獣士でありながらあっけない最期である。


ガメンザー 第11話

亀をモチーフとした獣士。ナマズンゴがビッグファルコンを攻撃している一方で、川崎を襲撃し、世界各国の防衛軍を簡単に片づけた。甲羅からのミサイルを武器とする

カニガン 第12話

カニをモチーフとした獣士。ハサミと相手の動きを封じる泡を武器とする。

ゴングル(黒部鉄) 第13話

胸からミサイル、頭からドリルを放つ獣士。ゴリラをモチーフにした獣士でそのせいか表情豊かな稀な獣士である。


クラゲニャラ 第13話

クラゲをモチーフにした獣士。相手の体に絡みついて電撃を放つ。浜口博士の特攻で怯んだ所、ガドリングミサイルで倒された。

ガルマン(黒部鉄) 第14話

アルマジロをモチーフにした獣士。身体を回転させての攻撃を得意とする。坂部が天空剣を使用できないように細工していた事もありボルテスXを追い詰めるが、放ったレーザー光線の熱がその細工を破壊してしまい結局天空剣で倒された。


ジャガード(黒部鉄) 第15話

ジャガーをモチーフにした獣士。口から爆雷を肩からチェーンを繰り出す。なお牙は伸縮が可能。偽の剛博士を潜入させて無防備と化したビッグファルコンを襲った。

スネイザー 第16話

口から火炎と相手を封じるミサイルを放ち、噛みついた相手を発熱させる四つ首の獣士。指揮官が不在のビッグファルコンを壊滅寸前まで陥れている。

ザイザルス(黒部鉄) 第17話

サイをモチーフにした獣士。真後ろへのマシンガンとミサイルを武装しているが、マッハ16のスピードで飛行してブイトゥゲイザー状態の陣形を何度も体当たりで砕き合体の阻止に成功したが、ボルトマシンスピンで翼を失った時点で敗北が決定した。

ゴキール 第18話

ゴキブリをモチーフにした獣士。地球へ亡命しようとする労奴たちの円盤を次々と落とした。口と胸からのミサイルを武器としている。

トビウラゴ 第19話

トビウオをモチーフにした獣士。羽根からのビーム、口からのミサイル、無えなkらの機雷を武器としている。

ゾルゲル(黒部鉄) 第20話

アメーバから形成された獣士コンビ。ゾルは人型、ゲルは馬型。アメーバらしく衝撃に強い弾力のある体でボルテスXを撤退へ追いこんでいる。改造後は細胞が破壊されていても、身体の部位を自由自在に変形する事が可能。主な武器は槍と前足からのカッター、ゲルは蹄からのカッターとドリル。合体して全身からカッターを放つ。


蛸型獣士 第21話

唯一名前が分からなかった獣士。地下秘密基地で偽ボルテスXとマッチポンプを展開して相討ちとなった。角から電撃を放つ。


サザラス(黒部鉄) 第21話

アマラスト島の秘密を知らないハイネルらが島の調査を続けるボルテスチームを不審に思い送り込んだ獣士。サザエがモチーフと思われる。貝殻からミサイルを放ち、ヤドカリの状態で回転して体当たりを行う。

ゼミンゴ 第22話

背中からミサイルを放つセミをモチーフとした獣士。伸縮自在のドリルを武器としている。Vの字切りでやられた後成虫形態として、口と尻からのミサイル、そして額の伸縮自在のドリルで戦うもやはりVの字切りでやられた。

ガルス(飯塚昭三) 第23話

 カザリーンが育てた宇宙オオカミガルスが改造された獣士。身体を伸縮自在に変え、持ち前のスピードでボルテスXをかく乱させる。全身の毛並みを針のようにとがらせ、突き刺した相手を熱し、口から炎も吐く。
 改造前に仕留めた犬を母とする小犬を前に標的をボルテスXから小犬に変えてしまい、その結果ボルテスXに敗れる。
 カザリーンが唯一単独で完成させた獣士でもあり、本編において最後の獣士である。

オコゼニア 第24話


鎧獣士第1号。オコゼをモチーフにしている。前足からのカッター、背びれのギロチン、熱線を武器としている。
強固なマキシンガル合金に身を包む為天空剣が通じない強敵だが、メカ鷹に放たれた超電磁ボールで装甲が劣化してしまい天空剣に切り倒された。

デスラー 第25話

カブトムシをモチーフにしたと思われる。某総統は名前以外関係ないはず。角からビームを放ち、剣と弓を武器とする。オコゼニア同様の倒され方で敗北。

ダイモン、サイモン 第26話

サイをモチーフにした鎧獣士。赤がダイモン、青がサイモン。最初デイモンだけで現れるが全エネルギーで放たれた超電磁ボールで装甲が劣化し、防衛軍のスーパーレーザー砲を受けて撤退。新たに開発されたサイモンと共に出撃するが、改造が成功したボルテスXの超電磁ボール、天空剣Vの字切りで倒される。
 主な武器は盾と自らの角、また目からの光線。近年のスパロボでは合体技まで用意されている。


カガミキリ 第27話

熊をモチーフにした鎧獣士。主な武装は胸からのミサイル。メカ鷹を仕留める為のイオン分解光線でメカ鷹を墜落させている。
父が操縦していると思い込んでいた健一ら三兄弟の怒りを乗せたボルテスXの天空剣二段切りに敗れ去っている。


ギルオン(黒部鉄) 第29話

ボアザン最強の兵士が改造された鎧獣士。斧とネットを搭載した鉄球を武器とする。性格に関してはゲストキャラの項目を参照。
健一がボアザン星人の血を引いている事に動揺し、また既に亡きダンゲ将軍の棺を持ち帰らずに帰還した事からハイネルの怒りを買い、ザルザに処刑された。

ザルザ 第29話

ギルオンを処刑した鎧獣士。マシンガンを武器とする。

カマゲリラ(黒部鉄) 第30話

カマキリをモチーフにした鎧獣士。口から電撃とミサイルを放ち、鎌は鎖分銅としても使用される。分身する事も可能で、分身体は幻ではなく実体である。健一が不在のビッグファルコンを襲った。


ダイアンド(飯塚昭三) 第31話

 ベルガンが開発した身に付けた者を操るダイヤに変身できる鎧獣士。全身からカッターを、口から光線を放つ。
 めぐみを操ってボルトマシンを破壊しようとしたが、岡防衛長官を誤魔化す為に結果的に岡防衛長官を人質としてボルテスチームを脅迫し、めぐみのコントロールが解けた後には岡防衛長官を亡き者にした。
チェーンナックルで鎧をはがされた為超電磁ボールの必要もなく、天空剣Vの字切りで倒された唯一の鎧獣士である。

合体鎧獣士 第32話

 ベルガンが開発した3体合体の鎧獣士。ライディーンにそっくりだが気にしてはいけない。ジャンギャルの合体テストを民衆に目撃され、ボルテスXの攻撃を受けて力を発揮できないまま破壊される。

ザニオン 第32話

ザリガニをモチーフにした鎧獣士。口から針を飛ばす。


ドリオン 第33話

ボアザネリア弾を放ち、剛3兄弟の血を確かめた鎧獣士。他の武器はロケットパンチ、前身の針をミサイルの様に放つ事。


アリンガ 第34話

蟻をモチーフにした鎧獣士。触覚からビームを口から溶解光線を放つ。地中へ潜る事も出来る。

スコルプ 第35話

サソリをモチーフとした鎧獣士。尻尾の針とハサミ、目からの光線を武器とする。

デストロイド 第36話

 剛博士らアルペン山の労奴基地を攻撃した鎧獣士。背中からロケットランチャー、腕からのビームランチャー、マシンガン、頭から熱線を放つ。なんとなく後の癌タンクにそっくりなフォルム。
 破壊された後、ベルガンの反乱で獣士製造工場、生物バイオ研究所が破壊された為事実上最後の鎧獣士となった。

宇宙戦艦ザルバン 第38,39話

 以下は獣士ではないが便宜上ここに載せる。ボアザン星最強の宇宙戦艦でグルルとベルガンが操縦した。重力砲と電磁砲でビッグファルコンを苦しめ、戦闘不能状態へ追い込んでいるので戦闘能力は結構高かったと思われる。
 超電磁ボールを受けた司令塔を破壊され、天空剣で本体から切り落とされたことで戦闘不能となった。

守護神ゴートル(長浜忠夫御大) 第40話

 神像ゴートルから現れたボアザン星最後の切り札。ボアザン星の勇敢な者が神像の炎の中に身を投げた時、その人物をパイロットと認め、意のままに動く。
口から炎を吐き、剣(スパロボでは神空剣と呼ばれる)でボルテスXと壮絶な一騎打ちを展開。両者ともに倒れ戦いは健一とハイネル、生身での一騎打ちへと移った。
 最期はハイネルと共に炎の中に消えたと思われる。


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