全メカニック徹底紹介


 超電磁マシーンボルテスX全40話に登場するメインメカを紹介します。作品の性質上コン・バトラーVと比較している所があります。

 ボルト・クルーザー1〜27、29〜40話

 ボルテスXの頭部を形成する戦闘機。最大時速はマッハ20
 クルーミサイル・クルーアロー(1〜6、9、10、12、14〜19、22、24、29、31、34、35)……厳密に言えば側面からの2門のミサイルがクルーミサイル、上部からのミサ
イルがクルーアローであるが、名前が混同されている事が多いので纏めて記述する。クルーアローはホーミングミサイルであることが第4、6話で説明されている。
 クルーブーメラン(2〜4、10、15、20、30、38、39)……機首先端のカッターをブーメランとして射出する。第17話では機首を変形させてボルトマシン・スピンを披露した。第30話ではクルーカッターと呼称された。
 クルーカッター(1〜3、14、19、20、31)……両翼をカッターとして敵を切り裂く。第3話ではスカイカッターと呼称された。
 バルカン(3、9)……側面からのバルカン
ボルト・ボンバー1〜27、29〜40話

 ボルテスXの両腕を形成する爆撃機。最高時速はマッハ18
 ボンバーミサイル(1〜3、5、6、9、10、12,14、15、17〜20、24、29〜31、33〜35、39)……良側面から放たれるミサイル。
 ボンバーフック(3、6、10、15、20、31、38)……両腕部分から射出されるワイヤーアンカー
 ボンバーリング(2、3、5〜7、9、14、18、31)……機体下部から放たれるリング付きワイヤー
 ボンバーバーム
(3、4、7、14)……機体上部からの機雷。
 偵察用ブイゾンテ(32)……腰から射出される偵察機。
ボルト・パンサー1〜27、29〜話

 ボルテスXの胸部を形成する重戦車。前作の同ポジション・バトルタンクとの最大の差異は単独でも最大時速マッハ16での飛行が可能な事。デザインから飛行は難しいが気にしてはいけない。またバトルタンクを空輸している為バトルマリンのスピードが制限されてしまうようなエピソードはボルト・ブリゲートとボルト・パンサーでは見られなくなった。
 パンサー・ミサイル(1〜3、5、9、10、14、19,20、22、24、29、30、33〜35、39)……機首側面から放たれるミサイル
 パンサー・アーム(14、24)……ショベルアームでの攻撃
 ベルトカッター(6、10、15、31)……キャタピラ部分から射出されるカッター
 パンサーナックル(4、17、18、31、32)……機首側面から放たれるワイヤーアンカー。第31話では何故かパンサーミサイルと呼称されていた。
ボルトブリゲート1〜27、29〜40話
ボルテスの脚部を形成する潜水艦。最大時速マッハ16で飛行可能。なお第5、32話の様子では修理装置による自機や他機の修理が出来る模様。
 ネプチューンロック(1、5、10、31)……両足部分から放たれるワイヤーアンカー
 ブリゲートミサイル(2〜4、10、14〜18、20、24、29〜32、34、35、39)……両足部分から放たれるミサイル

ボルト・ランダー1〜27、29〜話
ボルテスの両足を形成する偵察機。最高時速マッハ17で飛行可能。またドリルで地底を潜行する事が可能(第9,22,37話)
 ランダー手裏剣(1、2、4、7、9、10、15〜18、22、24、29、31、32、35)……機体下部から放たれる手裏剣。ランダーミサイルに重複する性質の武器だが、彼女がくのいちであることもあり、ミサイルと並んで結構よく使用される。
 ランダーミサイル(3、5、7、9、12、14〜16、19、20、22、24、29、30、33〜35、37,39)……機体の両側面から放たれるミサイル。第37話ではモグミサイルと呼称され、先端の回転カッターで標的を切断する描写があったが、形状はランダーミサイルと同タイプである。
 ランダーコンクリート(3)……機体前部から放たれるコンクリート。付着した敵の動きを鈍らせる事が出来る。
 スパイビーム、地下の監視ライト(9)……建物内部を透視する事が可能な兵器。
 煙幕(35)……第35話では撃墜された様に見せかけて敵を欺いた。
 ボルテスX1〜27、29〜40話

 5機のボルトマシーンがブイトゥゲイザーすることで誕生するスーパーロボット。超電磁エネルギーで稼働する。なおボルテス”V”ではなくボルテス”X”これ大事。
第16話では脚部が故障した為上半身で戦う器用な姿を見せるが、当たり前だがパワーは劣ってしまう。
 
 天空剣(1〜9、11〜27、29〜37、39、40)ボルテスXの代表的な武器。本編でもっとも多用された武器であるのは妥当か。後述するVの字切りはロボットアニメにおいて初めて剣による必殺技であり、東映本社系のロボットアニメやスーパー戦隊シリーズの巨大ロボを始め、多々のロボット作品に多大な影響を与えたはずである。またカタカナによる名称ばかりだった剣に初めて漢字による名称を付けられた(○○ソードとかではなく○○剣とか)事も特筆すべき。
 必殺Vの字切り(1〜6、11〜23、25,26、29〜37)ボルテスXの必殺技。ファイブなのにブイであることを気にしてはいけない。Vの字に相手を切り裂く必殺技は斬新であり、以降も切り方を意識したロボットアニメが数々存在する。第24話では天空剣を敵に投げつけて、突き刺さった状態で柄を握ってVの字に切り裂くイレギュラーな攻撃方法が見られたが、技名を叫んでいないのでVの字切りとは見なさない。
 天空剣唐竹割り(7、8)一刀両断に獣士を切り裂く必殺技。速攻で出された技
 超電磁ボール(25〜27、29、30、32〜36、39)……鎧獣士に対抗する為に天空剣に吸収したエネルギーをボール状にして、超電磁加重砲として相手に放つ。放たれた相手の装甲は劣化してしまうので、従来のVの字切りでも十分通用するようになる。
天空剣二段切り(27)……二度にわたってVの字切りを描く。
 超電磁ゴマ(1〜16、18〜21、23、26、27、29、30、32、33、34、36、37)天空剣に次ぐボルテスXの代表的な武器。むこうが超電磁ヨーヨーならこちらは超電磁ゴマである。胸から射出して攻撃したり、超電磁ストリングスと連携することでコマのテクニックを活かした見せる。
 超電磁ストリングス(1〜11、13〜16、18〜21、23、26、27、29〜38)単体では鞭として使用されるベルトからの武器。どちらかといえば超電磁ゴマとのコンビネーションで使用されやすいが何気に天空剣に次いで多く使用された武装である。
 チェーンナックル(1,3、5〜8、10、12、15、16、18〜20、22、29、31、33、37、39)腕から放たれるワイヤーアンカー。
 グランドファイヤー(1〜3、5、6、9、15、16、19〜24、31、33〜35、38)ベルトのバックルから放たれる火炎放射。火弾としても使う事が可能である。
 超電磁ビーム(2)胸から放たれる光弾状のビーム。色は紫色。
 超電磁ウェーブ(2、5、20、29、33)同じく胸から放たれる光線。直線状に飛ぶ光線だが、色が同じなので紛らわしい。第29話では黄色だったからなおさら……。
 ガドリングミサイル(2、6、8、12、13、16、18〜21、23、26、29、31〜35、37、38)両腕からのミサイル攻撃。牽制としてよく使用される。前作で言えばロックファイターであろうか。
 ボルテスバズーカ(4、8、12、13、15、18、20、21、24〜26、30、32、36)手首を折り曲げて展開された銃身からの砲撃。射撃を得意とする健一にとってはおそらく腕の見せ所となる武器ではないだろうか。
 ボルテスビーム(5、18、21、23、37)またもや胸から放たれる光線。色は黄色だが、超電磁ビームと同じ形状なのでやはり区別がつかない。だが第23話ではボルテスビームと同じ形状だが超電磁ウェーブと叫んでいた。よってますます……
 ウルトラスパーク(5)全身からの発光しての攻撃。
 ブロックボルトイン(16、37)……部分単位でボルトインする事を指す。第16話で上半身状態で戦っていたボルテスXに下半身が合体した。第37話ではボルテスXの拘束を解いたボルト・ランダーがボルトインしている。
 グランドミサイル(29)……グランドミサイルの部位から放たれるミサイル
 ボルトアウト(32、37)……名前の通り分離する事。
ビッグファルコン1〜40話

 ボルテスXを構成するボルトマシンを格納し、ボルテスチームの活動拠点となる秘密基地。駿河付近の孤島・大鳥島に陣取っている。隊員は第2話の様子では健一達とは別の訓練によって選抜されたようで、ライトグリーンの隊員服を着用している。第16話の様子では無断で逃亡していたりしているので実力については少々疑問があるところも。
 主な武装は鳥の口から放たれるビッグミサイル、周囲に張られるインセプションバリア、他電磁砲、ミサイルランチャーなどの武装で身を守っている。
 ソーラーバードとの合体して宇宙戦艦と化した後は素粒子分解砲プロトロンを必殺武器とし、射程範囲内の原子を分解消滅させる威力を誇る。だが、第39話でボアザン艦隊の総攻撃で大破してしまい、戦闘には不向きだったとも思われる。(一応最終回では修復が完了したようで、地球へ帰還した)
ソーラーバード 37〜40話
 剛博士がボアザン星の労奴解放の為に開発した秘密兵器。初登場で素粒子爆弾を宇宙へ処理させることに成功と華々しいデビューを飾った。
 第38話でビッグファルコンと合体。ビッグファルコンに航行能力とワープ能力を与えた。
地底城
スカールーク

 ハイネルら地球攻撃軍が地球圏内での活動の為に前もって建造した拠点。スカールークは地底城から発進する戦闘指揮艦であり、主にジャンギャルが操縦したが、ズール、ベルガンが操縦した事もあった。骸骨と城が一体化したデザインが印象的で、口からのドリルは凶悪だが、意外にも第36話でベルガンの反乱によりあっけなく破壊されてしまっている。
 地底城は第37話でボルテスXと激突。カッターリングはボルテスXの動きを封じる切り札だったが、その切り札を破られ、ベルガンが仕掛けた素粒子爆弾マグマイトで地球もろともボルテスXを倒そうとするも、ソーラーバードによって無駄死にとなった。

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