元気爆発ガンバルガー 全話解説
第23話 ききいっぱつの大合体

脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:河本昇悟 作画監督:佐久間信一


 新学期が始まった。虎太郎達は自分達は夏休みがガンバーチームとしての活動に追われて夏休みらしい事を楽しんでいないとのことで、放課後青空遊園地へ遊びに出掛けて自分たちの夏休みを堪能しようと考える。その後、遊園地での楽しい一日が終わり花火大会を3人で開こうかと提案するが、虎太郎がふとした事で遊びにガンバースーツの力を使ってしまい、それでゴンは平時にはガンバーチームの力は必要ないと3人からガンバーブレスから取り上げてしまった。だが、その後ゴンは何故自分が犬の姿から戻らないのかと疑問を感じた。
 だが大魔界はまだ生き延びていた。ヤミノリウスは虎太郎が落とした花火から超魔界獣ドカーンを生み出し、町中の建物を次々と花火として飛ばす行為に出る。ヤミノリウスにより大魔界は滅んでいないと宣言され、虎太郎達は急いで家へ引き返すが、なんと虎太郎の家が花火として打ち上げられてしまったのだ。これではガンバーブレスまで花火となってしまったのかと思いきや、家が打ち上げられる前にゴンがガンバーブレスを運んできてくれた。
 ガンバーチーム再結成とガンバルガーがドカーンへ応戦するが相手は今までの魔界獣ではなく超魔界獣。ゲキリュウガー、リボルガーが揃っても歯が立たず。ドカーンによってリボルガーは足がロケット花火と化してしまい、2体は必死にリボルガーが夜空に打ち上げられないようにと足をつかんで止めるが、このままではドカーンの超大型花火をくらってしまう。ここまでかと思いきや、ガンバルガーノパネルにグレートガンバルガーへの合体プログラムが現れ、イエローガンバーは画面に映された3機のパーツをパズルのように組み立ててプログラムを発動。
 これによりガンバルガー、リボルガー、ゲキリュウガーが超ミラクル合体を発動させてグレートガンバルガーが誕生。ファイナルガンバーソードによるグレートファイナルアタックがドカーンを粉砕。その後打ち上げられたグレートガンバルガー誕生祝いの花火を前に3人はもう一度秘密のヒーローをやってやろうと誓うのだった。


戦いはこれから、グレートガンバルガー登場す。

 前半の自分達だけの夏休みを堪能しようとする虎太郎達の描写がほのぼのしていて良い感じかと思いきや、今回の超魔界獣ドカーンについて。あらゆる建物を花火として打ち上げる物騒極まりない敵です。一応中の人はコウモリ傘に捕まった状態で空から降ってくるシーンがあるのですが、ゴンそのものが花火として打ち上げられてしまう描写もある事から、やはりドカーンの能力についてはおっかないかと。
 そんでもって今回初登場のグレートガンバルガーについては、やはりグレートファイナルアタックのバンクシーンのカッコよさが特筆。最強形態ですらまるで振り回されているかと感じさせるほどの重量を誇るファイナルガンバーソードに関して、持ち上げる際にふらついたり、一度ファイナルガンバーソードを地面に下ろしたりする描写が剣の重量感を限界まで表現する事に成功しています。


今回の突っ込み

意外とパズルが得意だった虎太郎について。勉強ができる事と頭の回転の良さは同じではないようです。


次回予告

どこ、どこ、ここはどこ?え?まんがの中!?まんがの本が魔界獣になって、オレたちみ〜んな閉じ込められちゃった!絵が動き出してウジャウジャ襲ってくるし、どこにも逃げられな〜い!わぁっ、ガンバルガーまで閉じ込められちゃった!
次回、元気爆発ガンバルガー「激突!まんがパニック」秘密のヒーローに大変身!

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