元気爆発ガンバルガー 全話解説
第24話 激突!まんがパニック

脚本:ごうどかずひこ 絵コンテ・演出:谷口悟郎 作画監督:濱名孝行


 ヤミノリウスはマンガから超魔界獣コミックダーを生み出し、人々を次々とマンガのコマの中に閉じ込めていく。純を探していた虎太郎と力哉は哲哉からコミックダーの存在を知る。拉致した人々が出演すコミックダーを前に、イエローガンバー、レッドガンバーは子供達を逃がそうとするが結局とマンガのコマに閉じ込められてしまう。コマからどうやっても抜け出せない状況であり、頼りはブルーガンバーのみ。ガンバーチームの連絡を受けてマッハイーグルが駆け付けるがコミックダーも成長してしまいとても太刀打ちが出来ない。
 そこでブルーガンバーは一計を思いついた。ゴウタイガー、キングエレファンを呼んで3機をマンガのコマに敢えて吸い込ませる作戦である。ブルーガンバーは間一髪ゲキリュウガーへ乗り移り、コマの中でガンバルガーに合体して内部からコミックダーを破壊させるつもりである。だがコミックダーは自分の体内で敵メカを執筆することが可能であり、内部ではガンバルガーと敵メカ軍団の戦いが、ゲキリュウガーもガンバルガーらがマンガの中にいるから手出しができない状況において、ゲキリュウガーは偶然コミックダーのページを破ってしまい、人々はヤミノリウスとの攻防の末にマンガから脱出することに成功。コミックダーは現実の世界に次々と敵メカを生み出すが、ガンバルガー、リボルガーが彼らを食い止めている隙にゲキリュウキャノンがコミックダーを粉砕した。 


まさしく!マンガバトル!!

 自分の体内のマンガに人々を取り込むコミックダーの描写が秀逸。効果音が擬音として書き文字で挿入される世界だけでなく、コミックのコマによって人の大きさが本当に変わってしまうところはまさしくマンガです。作戦についても鷹介によるコミックダーの体内へのガンバーマシン転送作戦と、内部と外部からコミックダーを叩こうとするガンバーチームに対して、自分も倒せばガンバルガーも死ぬとゲキリュウガーに脅迫すると戦闘シーンでの駆け引き面で秀逸。ゴンがコエカタマリンよろしく擬音を手裏剣代りに飛ばして攻撃する展開も捨てがたいです。そんな演出とアイデアにおいて秀逸な今回に関しては、濱名孝行さんによるデフォルメの効いた作画も活かしています。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

ヒューヒュー!純監督が真っ赤っか!亜衣子先生にラブレターなんか書いちゃって、やる〜っ!と思ったら、消しゴム魔界獣が町中消しまくって、純監督が透明人間になっちゃった!あれぇ〜!?魔界獣まで消えたぞ!これじゃ戦えないよ!
次回、元気爆発ガンバルガー「ビックリ!透明人間」秘密のヒーローに大変身!

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