ゲッターロボG 全話解説
第12話 遥かなる荒野の決闘!

脚本:田村多津夫 演出:茂野一清 作画監督:落合正宗


  アメリカ西部に現れたダイヤモンド強盗。警察側は何者かに次々と倒されており、ゲッターチームに強盗退治の依頼が届き出撃する。
 ダイヤモンド強盗の大元は百鬼衆の一人・邪角鬼。彼の目的はダイヤモンドを利用した光線銃ダイヤモンド・レーザー銃を開発する事にあった。その時ゲッターチームが付近のゴーストタウンで野宿していると気付き、すかさず刺客達を送り込む。夜の廃墟にて展開される熾烈な銃撃戦。3人は刺客を次々と始末するも、隙を取られ。ゲットマシンの燃料タンクが破壊されてしまう。
 刺客を一人追ったリョウは、その刺客は邪角鬼だった。リョウは処刑の危機に陥るがレディコマンドの到着で難を逃れる。ゲットマシンの修理が完了し、ハヤトは邪角鬼の目的を掴む事が出来た。邪角鬼のアジトへ殴りこんだゲッターロボは、メカ邪角鬼の鞭に苦戦するも、ゲッターフルパワーで敵陣へ切り込む事に成功。スピンカッターとゲッタービームで止めを刺すのだった。


ゲッター、アメリカでの戦い。

 今回は可もなく不可もなく(田村脚本回ってこういう回多いなぁ……気のせい?)な回ですが、ちょっとしたポイントに日本国外で戦った点をあげます。今まで日本国内で戦い、ゲッターロボで宇宙へ飛び立った事も1,2回ぐらいありましたが日本国内がほとんどでした。それを考えると初めて国外で戦ったエピソードとして何気に重要な回かもしれません。
 あと凄くどうでもいいのですが、リョウの処刑方法は手足を打ち付けた杭に縛ったロープで固定し、水を肌にかけて肌を委縮させるもの。確かアルベガスの第37話でも見られました。アルベガス自体がゲッターのリメイクのつもりの上、該当する回は上原正三さんの担当回。ひょっとしたら……と思わなくもありません。


今回の突っ込み

ミチルのテーマが今回流れますが、「コマンドマシン〜」と曲で歌われています。もう既にレディコマンドなんですけどね。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

百鬼帝国の放った恐るべきコウモリ爆弾の為にゲットマシンの発進カタパルトが爆破されてしまった。出撃不能になった研究所の前に巨大な斧を持つメカ紫電鬼が迫る!
次回ゲッターロボG「こうもり爆弾危機一髪!」にテレビ・スイッチ・オン!

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