超人戦隊バラタック 全話解説
第31話 もう終りで〜す

脚本:藤川桂介 演出:西沢信孝 作画監督;湖川滋


 遂にバラタックを手にしたシャイザック。バラタックを手にすれば宇宙も自分たちのもの。ゴルテウスはバラタックの操縦をマスターすることをガエルとゴブラに命じるがバラタックの動かし方が全然わからない。それもそのはずバラタックは5人の脳波で動くからだ。
 遂に家族と再会したユージ。だがまだシャイザックを片づけていない今は戦いが終わっていない。ユージは速攻でバラタックを取り返すことを提案し一同は出撃。一瞬の隙をついて瞬時に現場でペンダゴラスに合体し、エスパージェクターでバラタックを動かすつもりなのだ。
 ゴブラとガエルがバラタックを動かすことに手を焼いていると基地上空にトロッター5機が接近。ペンダゴラスを襲うには爬虫ロボ・ピカピカだ。目からの光線でペンダゴラスを沈めてパ5人を気絶させられてしまい、作戦が失敗した事を悟る。ユージは二手に分かれて陽動作戦を展開。ユージとユリにピラミッドへの潜入を任せ、残り3機でピカピカを迎撃するのだ。ピラミッドに潜入した二人は時限爆弾で基地内部の爆破に成功。どさくさにガエルとゴブラが寝返り、再びペンダゴラスに合体してバラタックを動かす。
 迫りくる爬虫ロボ・ゴロゴロをピカピカに討せるもピカピカのブリザードがバラタックを凍結させる。この状況を打破せんとバラタックはブルーバラタックに換装。誘導ミサイルとバラタックビームの合わせ技でピカピカを粉砕。そして一機逃げるネッキーを超高圧電磁フンドーで捕縛してゴルテウスを捕えた。
 敗軍の大将・ゴルテウスがシークレットバラタックに連行されて待っていたのは、加藤博士のタイムリンクル理論のロケットにテストパイロットとして搭乗させることだった。成功すれば母星への帰還だが、失敗すればどこへ行くかわからない。ユージとマックに連行される形でゴルテウスはロケットに放り込まれ、裏切ったガエルとゴブラまでパイロットとして宇宙へ飛び立った。そのロケットには操縦席など存在しない。まさに「われわれの運命はロケット任せだもんね〜もう終りで〜す」なのだ。
 3人はシークレットバラタックに別れを告げて宇宙へ飛び立った。別れのあいさつを送ったシークレットバラタック。彼らは今日も明日もトロッターで大空を駆るのだ。この地球の平和を守るために!

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