超時空要塞マクロス 全話解説
第3話 スペース・フォールド

脚本:松崎健一 絵コンテ:山田勝久 演出:康村正一 作画監督:朴炯仁


 フォッカー機により墜落した輝とミンメイは救助された。リガードの編隊がフォッカー機を追うも彼の腕にかかれば相手ではない。彼らはマクロスへ帰還するが、輝は戦争に巻き込まれた事の実感に恐れを成しており、宇宙へ飛び立ったマクロスにおいては、何故マクロスにブービートラップが仕掛けられていたのか分からなかった。
 その時、マクロスを前に敵艦隊が取り囲む事態が発生する。グローバル艦長はフォールド航法を発動させてマクロスを月の裏側へワープする決断を下す。このフォールド航法は未知の宇宙人の技術であり発動において不安視する声も上がったが、非常事態なのでやむを得ない。グローバルの元フォールド突入のカウントダウンが始まる中で、輝はフォッカーが回収した愛機でミンメイと共にマクロスから飛びだしてしまう。戦いに巻き込まれたミンメイを家族の元に返す為である。しかしその愛機は大気圏内用であったことから、機体が凍結してしまい、エアーが漏れるアクシデントが発生。辛うじて交戦中のマクロスへ帰還する事に成功した輝とミンメイだが、月の裏側へフォールドするはずのマクロスは冥王星付近へフォールドしてしまい、さらにフォールドシステムが消滅するアクシデントが発生していた。その上輝とミンメイが逃げ帰ったマクロスの区域は、誰にも気づかれていない閉鎖区画だったのだ!


フォールドシステムって何ぞや?

 フォールドシステムの原理が今一つ分かりません。むぅ……ワープの一種かなと思いますが、そのワープが失敗してマクロスは島の人々や建築物ともども冥王星へ飛んだのでしょうか。輝機もフォールドに巻き込まれたのか、たんに機体が大気圏内ようだったからあぁ凍結してしまったのか今一つ分かりません。
 些細な所では輝と未沙が初対面。その際輝は未沙をおばさんと呼んでいる所が今後の伏線だったりします。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション・小原乃梨子)

助かった喜びもつかの間。皮肉にも輝とミンメイが駆けこんだのは広大な閉鎖区画だったのだ。二人の行く手を知る者は誰もいない。閉ざされた空間から抜け出す目算も立たぬまま無常にも時は過ぎてゆく。
次回超時空要塞マクロス「リン・ミンメイ」

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