無敵ロボトライダーG7 全話解説
第30話 大門先生は鬼コーチ

脚本星山博之: 絵コンテ・演出:横山裕一郎 作画監督:金山明博


 剣道大会に出場する事になったワッ太、アキラ、健一。だが大門先生の鬼コーチが続いており、ワッ太とアキラは彼の指導でボロボロの状態。かおる達にいい所が見せられないとワッ太は不服であり、その夕暮れ時ワッ太とアキラは脱走しようとするが未然に防がれてしまう。
 だが試合前。ワッ太が寝付けない時、大門先生から夜の散歩に誘われる。そこでワッ太は大門先生が憎いと不満を打ち明けた所、大門先生は自分の大学時代の経験を話す。今は辛い時でも大人になった時に"何くそ"との経験が役に立つ。それは大学時代に剣道部で辛い稽古に耐え忍んできたからである。そして大門先生はワッ太達に剣道大会の結果よりも過程が大事である事を教えたかったのだ。大門先生の真意を知りワッ太は明日の剣道大会で成果を出す事を決意するのだった。
 そして剣道大会が始まった時、竹尾ゼネラルカンパニーに仕事依頼が届いた。柿小路専務がワッ太を連れ戻そうとした時、ワッ太達が決勝に進出したと知り彼の為に自分達だけで仕事を片付ける事を選ぶ。そして決勝戦。1勝1敗でワッ太の責任は重大。だが、相手の実力も互角であり引き分けに終わってしまい、再決勝戦で健一が敗北してしまい優勝を逃してしまう。だが3人を大門先生が暖かく迎え、準優勝記念の祝勝会を開くことになった時、ワッ太は柿小路専務達が仕事に飛び立った事を知りトライダーで飛び立った。
 市街地を水で流そうとするメカロボット・ザンブに対しシャトルが応戦するが歯が立たない。そこにトライダーが到着。剣道の特訓を活かしたトライダーセイバーで小手を、胴を切り裂き、止めは面で頭部を粉砕。トライダーバードアタックを叩きこんだ。


大門先生からの何くそという教え。結果より家庭。

第28話に続いて大門先生の良い男っぷりが際立つ回。ワッ太へ思いを独白する描写はまるで本物父親の様な暖かさがあります。大会への優勝までは至りませんでしたが、それはそれで良い内容だったのではいないでしょうか。結果より過程が大事とのメッセージを伝えるにはちょうど良い内容です。
 戦闘シーンも第28話に続いて大門先生の教えがリフレインされる展開なのも好印象。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

やぁみんな!どうだった?今度は下町一番の頑固婆さんのお話だ。君たちの街にもいるだろ。ほら、「今の子供はなっちゃいないね」なーんていう意地悪ばあさんが。でも、本当に意地悪なのかなぁ?
次回、トライダーG7「おかね婆さん奮戦記」見てくれよな!
柿小路「がんばれ!」
柿小路・鉄っつあん・郁恵・木下「「「「若社長!」」」」
ワッ太「任しとけい!」

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