超電磁マシーンボルテスX
全話解説
第20話 血で書いた数字の謎

脚本:辻真先 絵コンテ;高橋資祐 演出:上原一夫 作画監督:金山明博


L3045、LOG98221.父が残した数字の謎とは何か?佐近寺博士が謎を解き5人を招集する。数字は脈動波サイクル。人間の脈拍を音波として受け取る方法であり、数字は自分の存在する場所を伝える意味があったのだ。
 一方、カザリーンの育てたアメーバからズールは獣士ゾル、ゲルを形成。だがゾルゲルのテスト中に父を追うボルトマシーンに遭遇。 衝撃を吸収し、復元する身体と武器でボルテスチームを追い詰めるが、ゾルゲルに必殺技を教えていない事もありズールはゾルゲルを引かせようとする。しかし、ゾルゲルは誇り高い性格で前足を損傷するまでボルテスXと戦い、腹部を貫通させるまで戦う。 その結果ボルテスXは修理で撤退せざるを得なかった。
 一方ズールはゾルゲルを修復していたが、剛健太郎が電波を放つカプセルを腹に飲み込んでいたのだ。この脈動波サイクルを遮った所まではいいが、ハイネルからの招集を食らった。この作戦は無断で敢行しているものでありハイネルにばれたらいっかんの終わりである。ズールは何としてもゾルゲルでボルテスXを始末しなくてはならなかった。
 それから脈動波のサイクルは出たり消えたりの繰り返し。定期的に出没が激しい脈動波に不信感を抱いた佐近寺博士は出撃を断るが、彼が司令室から去った隙にボルテスチームは出撃してしまう。しかし先程の地点には強化改造を終えたゾルゲルが立ちはだかり、ボルテスXで挑むも、細胞ごと破壊してもゾルゲルは身体の部位を変えてボルテスXに食らいつく。さらにゾルゲルのねじ切り殺法がボルテスXの腹を貫通させようとする。貫くカッターの刃は一平の目前まで迫っている。しかし一平は自分に構わずに立てというのみ。そして健一が選んだ方法は天空剣の刃を胸から突き出してゾルゲルをはね飛ばす事。これで怯んだゾルゲルにVの字切りで止めを刺した。
 敗北の責任を取って鞭うちを食らうズール。だがズールには剛博士という切り札が存在している。この切り札がある限り、ハイネルへの反乱という野望は尽きないのだ。


父よどこに、脈動波サイクルに頼れ!
今回はまぁこんな所でしょうか。ただ父に会えそうで会えない状況の継続、またハイネルに対するズールの叛意の上昇と第21,22話へ向ける盛り上がりを支えた地味にいい繋ぎ回ではないでしょうか。


今回の突っ込み

今回は特にありません。。


次回予告(担当ナレーション;市川治)

第二ボルテスXの設計図を狙うズールの卑劣な作戦とは何か?救出に向かう5人を待ちうける罠とは?プリンスハイネルの魔の手が脱出した剛博士に迫る
次回ボルテスX「策謀の秘密基地」にご期待ください!!
※ナレーションでは策略の秘密基地と読み上げている。

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