超電磁マシーンボルテスX
全話解説
第36話 地底城攻撃開始!!

脚本田口章一 絵コンテ・演出:寺田和男 作画監督:金山明博


アルプスへボアザン円盤と国防軍の編隊の衝突が多発している。佐近寺博士はメカ鷹の発進地点がアルプス付近であることに気づき、ボアザン側がメカ鷹の秘密基地を探ろうとしている事を考える。
 ザンバジル皇帝の配下グルル将軍から反乱分子の鎮圧を催促され焦るハイネル。カザリーンに命じて反乱分子の本拠地を探らせているが、ベルガンが不敵な笑みを浮かべていた。
 アルプスのアルベン山洞窟でソーラーバードの開発に専念する剛博士に代わってドイル将軍率いる反乱軍がボアザン兵に知られてしまった。この報せを聞いたボルテスチームはメカ鷹の恩を返す時は今と出撃した。ボルテスチームが到着した時は鎧獣士デストロイドが既に本拠地を破壊しかけていた。父達を救う時は今とボルテスXへボルトイン。怒涛の攻勢でデストロイドを粉砕したが、とある円盤が剛博士を拉致。その円盤はグルル将軍の機体らしく、自分に知らせずに獲物を横取りする彼へハイネル戸惑い、さらに獣士製造工場と生物バイオ工場が破壊されてしまったのだ。
 真犯人はなんとベルガン。怒るハイネルだが、ベルガンはズ・ザンバジルの部下として命令を行っただけと開き直ってしまいスカールークを爆破して地底城から逃げてしまったのだ。
 そしてベルガンと共謀していたグルル将軍は剛博士を拉致した円盤でボルテスXを地底城へ引きつける事に成功した。今地底城は絶体絶命の危機。ズ・ザンバジルが自分を不要としているのか。戸惑いを振り切り地底城の全兵力を上げてボルテスXを迎え撃つ。そしてボルテスXもボアザン星の労奴を救うために地底城へ突入を開始するのだ。
 地底城とボルテスXの決戦の火ぶたは切られた。一歩も後へ引かないハイネルとボルテスXの戦いはどのような結果を招くであろうか……!!


突入地底城!反乱再び!!
皇帝の懐刀グルル将軍の登場、ベルガンの裏切りで一気に終盤へ畳みこむような展開。ハイネルへの逆風が、戦況の芳しくない事もあり哀愁を感じます。その中でカザリーンとジャンギャルの忠誠っぷりがハイネルにとっては心の支えだったのでは。また、この状況で剛博士が誘拐されてしまうのはやはりお約束かと。
ちなみに今回で最後となる鎧獣士デストロイドはどこかモビルスーツにそっくりです。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(担当ナレーション;市川治)

最後の決戦を前に、プリンスハイネルは司令官を解任されてしまった。激戦の中追い詰められたジャンギャルが選ぶ最後の手段とは何か!?今、地球に壊滅の危機が迫る!!
次回ボルテスX「さらば!敵司令官ハイネル」にご期待ください!!

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