ガルビオン全22話に登場するメカニックの紹介です。
サーカスT/ガルビオン 1〜22話 ・サーカスが開発した可変型戦闘ロボット。全長7.8m、重量1t。主にムウがパイロット、マヤがナビゲーターを担当するが一人だけでも操縦は可能でありムウだけは勿論。マヤもメインパイロットを経験したことは少なくない。第18話では不在のムウに変わりマヤがパイロット、レミーがナビゲーターを担当した。 ・元々は追跡捕捉をメインとしている為、普段はスーパーカーとしての活躍が多く最高時速は約400kmを記録している(※)。ロボット形態は最高時速300kmで走行可能。万が一の形態を想起されていたのか武装は両肩からのミサイルランチャーしか用意されておらず中盤まで肉弾戦で戦う事も少なくはなかった。その為メタルバトラーの登場においては苦戦を強いられ、ガルビオンのコンバットシステムが装備されるまでは終始劣勢か、ゼクターの協力なしでは満足に戦えない事もあった。 ・ガルビオン形態では脚部のホバーを駆使してホバリングが可能であり、そのホバリング性能を活かしてのジャンプキックなど空中戦でもその能力は発揮されていた。だが第20話によると水中戦では半分ほどの性能しか発揮されない弱点も存在している。 ・設定によると車版ガウォークともいえるロードアタッカー形態が存在しており、また ・マイクロミサイル(第2、5〜7、9、11、13、16、19、21、22)……資料によると対空自己誘導ミサイル、ミサイルランチャーと記される場合もある。いずれにせよ本編で正式な名称は判明していないがガルビオンにとって中盤まで唯一の武装でもあった。左右の方にそれぞれ6門の発射口が存在しており計12発を同時に発射する。 ・爆弾(第3話)……サーカスT形態の装備。車体前部から射出する目くらまし用の爆弾。 ・火炎放射(第5話)……同じくサーカスT形態の装備。エアーノズルを火炎放射として転用したそうで襲いかかる賊を追い払った。 ・エネルギーカードリッジ使用20mmハンドガン(第16〜22話)……コンバットシステムにより追加されたガルビオンの携行武器。右手に装着されている事が多い。ゼクターとの共同戦線もありガルビオンはこの装備でメタルバトラーとも互角に戦えるようになった。 ・シールド(第16〜19話)……同じくコンバットシステムにより追加されたガルビオンの装備。こちらは左腕に装備されている事が多い。 ※……設定によると最高時速は380km、ただし第2話で399kmを記録している。 |
サーカスU 第1〜19話 ・サーカスの移動基地、またガルビオンとゼクターの格納庫として使用される大型トレーラー。名前からしておそらくガルビオンより後に開発されたものと推測する事も出来る。 だが第19話でトーマスの執拗な攻撃によって大破。以降設定では新サーカスUは用意されていたものの本編で登場する事はなかった。 |
サーカスV/ゼクター 第14、16〜22話 バーストゼクター 第21話 ・メタルバトラーの脅威に対抗する為にレイとメイダスが完成させた可変戦闘ロボット。全長5.23m、重量1t。テリーがパイロットを務める。 ・ガルビオンと同じくスーパーカーへの変形が可能であり、ゼクターは最高時速330kmとガルビオン以上の速度で移動可能。(サーカスVの最高時速は不明)また戦闘能力もガルビオンとほぼ互角のコンバットシステムが装備されており、ガルビオンより小柄なサイズでありながらガルビオンのノウハウがつぎ込まれた弟……いや、妹分ともいえる。(※)実際パイロットとしての経験が浅いテリーでも戦場で足を引っ張る事は少なくメタルバトラーを相手に互角の勝負を繰り広げた。 ・さらにガルビオンの妹分として第21話で最高の威力を誇るコンバットシステム・インパクトキャノンが追加されバーストゼクター。その勢いは留まらず第26話ではガルビオン・ゼクター・ウェポンブースターが合体した最強形態ロードファイヤーの登場も考えられていた模様……映像で見られなかった事が実に悔やまれる。 ・ ・エネルギーカードリッジ使用13.5mmハンドガン(第16〜22話)……ガルビオンとほぼ同型ともいえるコンバットシステム。 ・フットランチャー(第19話)……資料によれば自己対空誘導ミサイルと記されることもあるが本編では正式な名称は分からない。ガルビオンのマイクロミサイルに相応する武装だが、脚部に装着されており、両足に5門と計10門のミサイルを同時発射する。 ・インパクトキャノン(第21話)……バースト・ゼクター時の必殺武器でもあり、第21話では両腕に装備されているが本来のバースト・ゼクター(第26話以降)の設定では腰に装着されている模様。 |
エクスキャリバー第18、21、22話 ・ジョニーがヘンリーから与えられた可変戦闘ロボット。全長8.15m、重量1.3t。18mmハンドビームキャノンを主武装とする。 ・一応ガルビオンら可変戦闘ロボットとしては数少ない名前を持つ機体の1つで、最高時速は430kmと実はガルビオンよりも上回っていたりする。ただ残念ながら第18話ではガルビオンに敗北を喫してしまっている。 |
ゴブリン第21、22話 ・同じくヘンリーがマルゴXに与えた可変戦闘ロボット。全長8.21m、重量8.7と可変戦闘ロボットとしてはケタ違いの重量級。最高時速は120kmと鈍足だが装備されたコンバットシステムはダントツの数を誇る。他の可変戦闘ロボット違い高速移動形態は存在しないが、ロード・アタッカーと同じ高速戦闘形態ロードアーマーに変形する事が可能。本編では唯一高速戦闘形態を披露した機体でもあった。(第21話) ・だが本編では第21、22話にロード・キャノン砲(背中からのキャノン砲)しか使われず、右腕のロケット弾ランチャー、左腕のアイアングラッパー、また携行武器の大型ハンドグレネードは使用されずに終わってしまった。出番が遅かったのだ……orz |
ビデウス第11話 ・ゴードン鉱山から発掘された資料をもとにヘンリーが復元したメタルバトラー第1号。全長8m、重量12t。最高速度時速55km。 ・メタルバトラーとしても試作機だった為本編ではメタルバトラーの性能テストとしてしか登場せず。設定にも武装は用意されていない。 |
ラグドル第13、14話 ・ビデウスの後継機。全長8.12m、重量10.5t。軽量化を目指した事もあってか最高時速は75kmと上昇している。4連装オプションガンと対空自己誘導ミサイルを武器とする模様。 ・第13話ではもしかしたらマッド・ウルフが搭乗していたと思われる。ガルビオンを圧倒するがメタルバトラーはパイロットの精神でコントロールする仕組みの為、精神コントロールにパイロットが限界を来たして力尽きてしまう。 ・第14話ではアイザックの部隊を仕留める役を買って登場。ガルビオンを相手にせず任務を果たせば颯爽と去って行った。 |
ライアス第15、16話 ・地上戦に特化したメタルバトラーでありゴラーム共々各地の戦線で配備されていたらしい。全長8.25m、重量16t。最高速度時速95km。200mmヒートキャノンを携行する。 ・第15話ではゴラーム共々カイザロフを始末する役で登場しては去って行った。第16話でゼクターとガルビオンの前に敗北を喫し初めて戦闘で粉砕されたメタルバトラーとなった。 |
ゴラーム第15、17話 ・宇宙戦に特化したメタルバトラーであり、ライアス共々量産機として多数配備されたらしい。全長9.15m、重量19t。最高時速120km。130mmビームショットガンを携行する。 ・第15話ではライアスと同じ役目を担い、第17話では洗脳したブルをパイロットとしてガルビオンにぶつけられるが、ムウの説得でブルの洗脳が解け崖から転落した所ブルが脱出した為戦闘続行不可能となった。 ・どういう訳か当時のプラモではメタルバトラーの中でビデウス共々発売される事がなかった。活躍の場が少ないビデウスはラインナップされていたそうなので、ゴラームの立場は気の毒。 |
バルガス第21話 ・ゴラームを強化した指揮官用メタルバトラー。設定ではさらに強化したブライアンも存在していたようでプラモで立体化されている。全長9.5m、重量19.5t。最高時速140kmとメタルバトラーの中では最速。130mmビームショットガンを引き続き携行する。 ・手術されたダントがパイロットとして出撃するが、ゼクターにメインカメラをやられてマルゴXにより自爆させられてしまった。 |
ロードチェイサー第18、21話 ブレストチェイサー第18話 ・治安維持、交通整備などの為に開発された機体でギャバンらチェイサーポリス隊が駆る。全長7.8m 重量1.5t(ブレストは2.6t) 最高速度150km(ブレストは90km)イングラム(機動警察パトレイバー)に先駆ける警官が運用するロボットでもある。 ・チェイサーポリスは元々治安維持用に作られた事情もあってか武装は脚部に収納された対人用ハンドビームガンしか携行していない。よって第21話ではバルガスに一方的な破壊を許してしまった。 ・ブレストチェイサーはそのロードチェイサーにロケットランチャー内蔵のプロテクターとパワーシールドを装備した形態でもある。なお元のロードチェイサーは白と青の2種類のカラーリングがある模様。外見から何処となく機動隊を彷彿させており、ロケットランチャーの存在でより戦闘用になったともいえる。ただし本編ではゲリラの鎮圧、いわば対人兵器としてしか運用されず。 ・設定ではこれら2機の強化タイプとして戦闘用のアトミックチェイサー、救助用のレスキューチェイサーが存在しておりプラモで立体化されている。外見はロードチェイサー、ブレストチェイサーとは異なるタイプ。 |