元気爆発ガンバルガー 全話解説
第36話 虎太郎がいっぱい!?

脚本:志茂文彦 絵コンテ・演出:越智浩仁 作画監督:黄瀬和哉


 カップルを前に自分が一人魔界からきている事に寂しさを感じるヤミノリウスは憂さ晴らしに超魔界獣デカメラ^を生み出し、次々とコピー人間を生み出していく。そんな時、野球の試合がありながら道場の掃除をかすみから命じられてもう一人自分が欲しいと考える虎太郎はデカメラーによって次々と写され、彼のコピー人間は次々と人々へ悪戯を仕掛けていく。だがカップルの数はコピー人間が増える分愛の力も増大するのかと、ヤミノリウスのうっ憤は晴れなかった。
 本家虎太郎がグラウンドに到着した時、既に別の虎太郎が大活躍をしていた。さらに彼の目の前には悪戯して追われた虎太郎軍団の姿があり、成長したデカメラーを前にガンバーチームへ変身すればイエローガンバーが大勢現れ、大勢いればそれはそれで何かと役立つかもしれないと思いきやそうではなかった。何せ、ガンバルガーへ搭乗すればコクピットに虎太郎全員が乗り込んでしまい、ガンバルガーをまともに動かす事が出来ないのだから。ブルーガンバーとレッドガンバーはリボルガー、ゲキリュウガーを呼びだして電送して反撃するが、デカメラーは分身を生み出して攻撃を仕掛けてくる。本物のデカメラーを倒せば分身は消えるかもしれないが本物を見分ける方法が分からない。しかし、分身を倒していく連れに本物が分身を作り出している事に気付き、本物のデカメラーへトライアングルクラッシュを炸裂。ガンバーファイナルアタックを決めるのだった。分身が消えて一件落着だが、自分の分身が起こした悪戯に対し、女性陣から虎太郎へのお仕置きが待っていた。


コピー人間の恐怖?

 偽物の虎太郎が起こした悪戯によるとばっちりが本家虎太郎に飛んでくるネタは第27話の焼き直しとも感じられるところがありますが、虎太郎軍団の烏合の衆っぷりを見せつける描写やいつも以上にデフォルメがきいた作画もあってそこそこ楽しめるのが正直なところ。ヤミノリウスが孤独を感じてしまう描写はわからなくもありません(笑)


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告

ヘ、ヘ、ヘックシュン!うえっ、こんな寒い時に修行、修行って父ちゃんウルサイ!犬のくせに教育パパなんだから!あらっ、アチッ、アチチ!いきなり暑くなったぞ!?ややっ、コタツ魔界獣!ゲェッ!町がコタツに閉じ込められちゃった!
次回、元気爆発ガンバルガー「コタツでデッドヒート」秘密のヒーローに大変身!

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