超時空騎団サザンクロス 全話解説
第5話 トラブル・シティ

脚本:鳥海尽三 絵コンテ;山田勝久 演出:長尾粛 作画監督:小泉謙三


 静観を保つ戦局、上空5000kmまで迫る戦艦。戦局に関しては相変わらず不気味。そんな中第15小隊は市街地をパトロールする。最も彼らにとっては遊びも兼ねているのだが。ジャンヌはボゥイと一緒にショッピングに出かけるが、そこでデート中のマリーにからかわれ、しかもラーナに見つかってしまい、慌ててパトロールに戻ることに。
 ゾルによって第3基地が壊滅し、23名の兵士が捕虜にされてしまった。また付近の市民は戦局に不安に襲われている。レオンはロルフの反対を振り切ってゾル戦艦への総攻撃を遂行するが、戦艦からの全方位攻撃とバリアーに阻まれ攻撃できなかった。
 コクトー率いる技術班はバイオロイドのデータを調査しているうちに、ゾル星人が人類と同じ構造ではないかと考える。これに関して前回のジャンヌの証言が事実であったことを知らされる。
 一方第15分隊もゾル戦艦攻略について作戦を練っていた。特にジャンヌはゾル戦艦を落とせばドレスが帰るだけの給料がもらえると意気込んでいる。ルーイはゾル戦艦にはエンジンがなく、質量のバランスで浮遊しているものだと証言。この証言は技術班に理解を得られ、よくわからないが質量のバランスを粉砕すれば大丈夫考えたジャンヌは出撃しようとするが、先ほどの失敗もあり許可が取れないだろう。ボーイがロルフの実の息子ということもあり、彼に直接頼みこませて作戦の承認を取り付けた。
 一点を集中攻撃すればバランスは崩すことが出来る。スパルタス編隊は一斉攻撃をかけて動力部の破壊に成功しゾル戦艦は墜落させる。今回の活躍で臨時ボーナス(給料の前借の前借)でドレスをゲット。だが帰還する際にドレスが引っ掻かり破れてしまったことを本人は知らなかったのだが……


作戦の裏にドレスをかけて女の戦い!?

 高額なドレスを賭けて展開するジャンヌ、マリー、ラーナ女の勝負が面白い話です。給料の前借の前借を取り付ける為にゾル戦艦を落とす作戦を遂行しますが、オチがベタなれど悲喜劇っぽさを感じさせてくれます。いやぁせっかく前借の前借をしたのに……
 また基本的メカニックゆえにあまり出番がないルーイにも焦点が当てられ第15分隊の面々の活躍も印象に残る回です。


今回の突っ込み

今回は特にないです


次回予告

撃墜したゾル戦艦はサザンクロス軍にとって恐るべき脅威になった。これは敵の正体を暴く絶好のチャンス。遂に私達15分隊にゾル艦突入の指令が下った。一体そこでは何が起こるのか。
次回超時空騎団サザンクロス「プレリュード」
でも結局私ってついてないのかな。


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