超時空騎団サザンクロス 全話解説
第18話 ワンダーランド

脚本:鳥海尽三 絵コンテ:長谷川康雄 演出;五月女有作 作画監督:高田三郎


 ゾスマに操られてジャンヌを攻撃してしまうサイフリート。だがサイフリートの様子がおかしい事を気付いた。操られた彼は芽生えた感情で攻撃を止めようとしていたのだ、
 サイフリートを振り切ったが残された突入部隊は彼ら5人のみ。アンジェイの提案で司令部中央を叩く事となり、気付かれないよう、また市民を巻き添えにしないように市街地へ潜入を試みる。だがシャルルがやはり女の子を口説いていたせいで自分達がグロリエ兵だとばれてしまった。 幸いどさくさで民間人に変装する事に成功し脱出を試みるジャンヌ達だが、監視の者に気づかれないように歩いた先でバイオヒューマンに追われてしまう。その中でジャンヌはマシンに振り回されて、その挙句ゾル星人の統一体、つまり3人1組でなくなってしまったゾル星人の収容所に着いてしまいラテルに出会う。彼は分身の考え方からメディカルセンターに連れ去られてしまったのだ。その中で仲間を見殺しにする彼らに反発するジャンヌはラテルを連れて逃走を開始した。
 その一方ボゥイとムジカは数奇な再会を果たす。互いの接触から温かさと親近感を感じる互いだが、追手が彼を捕らえ、さらに食料を司るコンピューターを破壊しようとしたルーイも捕らえられてしまった。
 そしてジャンヌが逃げた先はメディカルセンター。不適合とみなされたゾル星人は臓器再生の道具として永遠にカプセルの中でしか生きる事を許されない。その中にはラテルの分身もいた。そこに追手が迫り、ラテルはジャンヌを逃がす為に、そしてカプセルの小さい命を無情にも狙おうとする刺客の手から守り抜くために己を盾にして散った。彼の死へ怒りを燃やすジャンヌだが、結局は捕われてしまい、さらに抵抗を続けていたシャルルとアンジェイもまた捕われてしまった……。


そ、そりゃああんたら捕われるよ!

 緊張感がない話だったなぁと思います。悪い意味で。ゾル星人との不適合者の交流はまぁよしとしてジャンヌにはもう少し隠れる気を持ってほしかったかなぁ……何も知らないのにゾル星人の設備にむやみに触れたら危ないかと……あとシャルル、いくらなんでも街中で女性を口説くのはやめた方がいいかと……いや、いくらなんでもね。
 それ以前に民間人に変装して潜入するとはよしとしても三人一組だから変装して大丈夫云々のレベルじゃなかったような……


今回の突っ込み
彼女達が潜入する話ですが、やはりあと一人誰かほしかったなぁ……5人じゃどう考えても無理があったような気がします。


次回予告

捕われた15分隊に処刑の時は刻一刻と迫っていく。包囲を救おうと仲間を捨てるムジカ。その時悪夢の中で真実に目覚めたサイフリートは死を描けてデスの前に立ち向かった!
次回超時空騎団サザンクロス「クライシス」
栄光か死か?今、稲妻のラナウェイ……




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