超時空騎団サザンクロス　全話解説
第20話　デイドリーム

脚本：寺田憲史　絵コンテ・演出；秦義人　作画監督：新井豊

ムジカを助けた第15分隊だが、ムジカとサイフリートの処遇が気がかりだった。そこでジャンヌはムジカを誰にも渡さない考えがあるのだ。
　それはアーミングタブレットで脱出しようとする事だ。ラーナの追及を辛うじて切り抜けるが、誰かを隠している事をラーナは薄々と感づいていた。
　ジャンヌに歓迎されるムジカだが、その裏で姉達の事が気がかりだった。自分が個々にいることで3人1組のバランスが崩れたことで強制収容所に送り込まれてしまったのだ。第15分隊のムジカ歓迎パーティーで喫茶店が沸くが、その中でやはり姉の存在が気になってしまう。だがラーナが割り込んできて、さらにサイフリートが突然彼女をづつける発言をしてきたのだ。
　アンジェイに助けられたサイフリートはあれから様子がおかしかった。あの時自分を助けたせいで死に場所を失ってしまったと言う彼にアンジェイの鉄拳がさく裂。生きて帰れた事が幸せだと告げるが、彼はそれでまた戦いに向かうのかと反論する。それについては記憶が元に戻ったことと運命に弄ばれた真実を知ってしまったからだ。運命に操られたサイフリートはもう自分で生きたいと考えていたのだ。そして彼は何とムジカの存在をラーナに密告。さすがのラーナも意外な人物からの密告に戸惑いが隠せなかった。
　ムジカの歌がボゥイを癒す。ところがその歌の光の歌の言葉からジャンヌは気付いた。その花がグロリエの生命の花だと。だがその平穏は長く続かなかった。サイフリートから漏洩した情報に戸惑いを隠せないジャンヌだが、ボゥイとムジカの関係を引き離す事が出来ないとラーナに告げてから彼の部屋に案内するが既に二人はいなかった……

何だかなぁ……

　もうネタばれしてしまいますがここから先は結構アレで、話が分かりづらく名無しも解説を描く事に相当苦労しました。また生命の花の単語も唐突に出てきた感じです。第13話で確かにそれは登場していましたがやはりサザンクロス伏線としてのつなぎ描写が弱いので唐突な印象が否めません。
　サイフリートの裏切り行為も無茶苦茶だしなぁ……第22話で真相がわかるんですけどねぇ……

今回の突っ込み
今回は特にありません、いやちょっと突っ込みどころを探す体力がないです。

次回予告

失われた過去は忌まわしい現実になってサイフリートの心を攻め立てる。ゾルの聖地グロリエの不思議な花園へ逃げるボゥイとムジカを追って、サイフリートの胸に秘める決意が今……!!
次回超時空騎団サザンクロス「ナイトメア」
気分はすっかり……カルチャーラブじゃん!