無敵鋼人ダイターン3 全話解説
第6話 アニマッドの華麗な招待

脚本:吉川惣司 絵コンテ・演出:貞光紳也 作画監督:富沢和雄


 アニマッドの招待を受けてジャングルにやってきた万丈達だが、ジャングルの動物達を模したサイボーグが次々と万丈達を狙う。彼のジャングルは一体どんな状況なのか。万丈とレイカが考える一方、散歩に出かけたビューティとトッポはペガサスに出会い、彼に連れて行かれてしまう。
 万丈は二人を探そうとするも空しく捕まってしまう。3人を捕えたアニマッドはメガボーグの製造技師だったが、自分の研究に没頭していた為に処刑の危機に立たされていたのだ。ダイターン3を倒す事が彼の助かる道だが、万丈達を捕えていても彼は万丈とビューティをケンタウロスへ仕立てる野望に燃えていたのだ。
 後を追うレイカは万丈達の救出のために研究所へ潜んだが、既に万丈は合成室へ閉じ込められてしまった。哀れ万丈はそのままケンタウロスになるのではないかと思われたが、何故か頭が馬、体が人の逆ケンタウロスで万丈が現れた。しかし既に合成室の機械は破壊されており万丈は全然無事。麗華達と共に脱走を図るが、彼が操る合成獣アインヘルムが追撃を始める。
 そしてギャリソンの手によりようやく整備が終わったマッハアタッカーが到着する。これによりダイターン3とアインヘルムとの戦いが森林で展開される。美しい同士を合わせてより美しい物を作ろうと考えるマドマッドに対して自然はあるがままこそ美しい。彼のやる事は動物からも嫌われていると糾弾する。
 サンアタックでマドマッドとアインヘルムを下す事が出来た。しかし彼らを始めとする様々なメガノイドを前に万丈は敵側の急速な勢力拡大に危機を抱くのだった。


万丈一行ジャングルへ!
 今回はどちらかといえばギャグ回。メガノイドでは有りませんが、名前が現す通りのマッドサイエンティスト・アニマッドに万丈達はタジタジ。彼のケンタウロスを作る為に万丈を拉致したとあっては大変な物です。個人的にはギャリソンにポイント。マッハアタッカーをこの際に整備しようと気を利かせるも、秘かに頑固な職人肌。ワックスがけが終わるまで皆の危機でもマッハアタッカーを出撃させないギャリソンは執事の鑑です(笑)
 ただ今回の金田作画は正直話に合わない印象です。なんだろう。金田さんの遊びが個人的にはちょっとふざけた感じがしてダイターン3では時々微妙な気分にさせます。出来る事なら加藤茂さん辺りに作画監督をやらせてあげてほしかったかなぁって感じです。金田さんのキャラ崩れが正直わざと大げさにやっている印象が強いので……。(金田さんのファンの方、お許しください!金田アクションは好きですよ名無しは!)


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション全話・鈴置洋孝)

街ごと人々をさらうコマンダーダストンのテレポート作戦が始まった。出撃するダイターン3.しかしコクピットに座っていたのは潜りこんだトッポだった!
次回無敵鋼人ダイターン3「トッポの出撃大作戦」にカムヒア!

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