ゲッターロボ 全話解説
第7話 悪を許すな突撃ラッパ

脚本:雪室俊一 演出:山口秀憲 作画監督:森利夫


 ムサシはミチルに振り向いてもらおうと後輩のジョーホーが開発したバイクを走らせるが、そのバイクは不良品そのものであり走ってからしばらくして壊れてしまう。そんなバイクに付き合っていた為にコマンドマシンが行方不明になり、調査に向ったリョウとハヤトに出遅れてしまう。
 すぐさま出撃したムサシはコマンドマシンを発見するが、リョウとハヤトはメカザウルス・ベラの磁気嵐に襲われて操縦不能に陥ってしまう。間一髪逃げのびた時ハヤトは基地で早々ハーモニカを吹いている。そのハーモニカにミチルが聞き惚れている事からムサシは彼に対抗して、ジョーホーの提案もあり今度はラッパでミチルを振り向かせようとするが、そのラッパは彼女からは豆腐屋に間違えられてしまう。
 そしてベラがマイクロウェーブ管理センターを破壊しているとの報せが入った。迂闊に出撃したら磁気嵐の攻撃を受けて合体する事は困難。リョウの提案でゲットマシンにランプを装着させて出撃する事になったが、ベラの磁気嵐を前に無線を使う事が立たれ、その上ベラの尻尾にランプが破壊されてしまい合体のタイミングを掴む事が出来ない。しかしムサシのラッパが合図代わりに役だった。ベラに看破されずにゲッター1へ合体し、ゲッタービームでベラを葬り去った。


アナログ戦法で合体成功。
 
 ジョーホー初登場。彼の提案でミチルの為にラッパを吹こうと考えるムサシですが……ハーモニカに対してラッパはいかがかと。せめて少し前までに放送されていた特撮の主人公ではありませんが、トランペットならばまだ恰好がつくような気がします。彼の弟(前作の主人公)のギターはムサシよりもハヤトの方が御似合いですが……
 ですがそのラッパが窮地を脱出したものですから結果としては良し。アナログ戦法がなんとかなる時だってあります。


今回の突っ込み

そのラッパですが、飛び立つ状態で風防ガラス越しにラッパの音が聞こえるように吹くのは結構苦労するのではないかと。あとラッパを吹いてもその音がどのような合図であるかはリョウとハヤトは理解できたのでしょうか。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

超スピードで動くメカザウルス・ギロに対抗できるのはハヤトのゲッター2しかない。だが、そのハヤトはミチルを救う為に謎の男と決闘をしていた。焦るハヤトに攻撃の手はますます加えるのであった。
次回ゲッターロボ「危機一髪ゲッター2」にテレビ・スイッチオン!

BACKBACKNEXT

inserted by FC2 system