ゲッターロボ 全話解説
第10話 急降下!ゲッター3は行く

脚本:松岡清治 演出:森下孝三 作画監督:白土武


メカザウルス・バズにより次々と戦闘機や航空機が撃墜されていく。そんな中ムサシは元気の絵には格好がつかない事からゲッター3でなくてゲッター1の絵を描いた事がきっかけで、自分にもゲッター1のパイロットになってみせるとリョウに喧嘩を売ってしまう。もちろん彼の喧嘩に乗らないリョウだがムサシはゲッターのパイロットに当番制である事を早乙女博士に頼むも、理由を知っている彼をキレさせてしまい投げ飛ばされてしまう始末。どうすれば自分のカッコがつくのかとムサシはゲッター3で男が立つ方法を考えることになった。
 ジョーホーと元気はゲッター3を傘で飛ばそうと提案。ベアー号に早速パラシュートを取りつけた所、ゲッターチームに、偵察へ出動したコマンドマシンの追跡任務が下った。新兵器を見せてやるとムサシはリョウに張り合う中、コマンドマシンがバズのカッター攻撃に苦戦を強いられていた。ゲッター2のゲッタービジョンが撹乱した所ゲッター1へ変形しバズへ猛攻をかけるが決定打を与える事が出来ない。そしてとうとうゲッター3の出番となるが、腹部のノコギリにゲッター3は危機にさらされてしまうが大雪山おろしをかけてバズをがけ下へ投げ飛ばす。そして、秘密兵器のパラシュート降下を披露、カッター攻撃でパラシュートが敗れた所好都合。ゲッター3は全重量でバズを押しつぶし、ゲッター3で止めを刺す事が出来た。最も余りにも無謀な行動ゆえに早乙女博士から座禅の罰を喰らわされるのだったが……。


ムサシの無茶に周囲はたまらない?
 
 ムサシ回。ゲッター3を空中へ浮かす、せめてパラシュートでも付けようと奮闘するムサシですが、200tのゲッター3にパラシュートはどれだけ必要なのか……相当大変なことです。
 あと今回はやたらとおっかないギャグ描写が多く、校舎の屋上からパラシュートがわりに傘を使ってみようと飛び降りるムサシが体重でかさが壊れて地面に落下してもほぼ無傷だったり、早乙女博士がブチギレてムサシを投げ飛ばし、窓ガラスをパリーンとやっちゃったり(でもムサシは無傷)一体何があったのかと思わせるくらいおっかない描写が印象に残ります。


今回の突っ込み

やはりムサシを投げ飛ばす早乙女博士。若き頃は実は柔道の達人だったとか?


次回予告(ナレーション:キートン山田)

ゲッターロボ打倒の任務を買って出たキャプテン・バルキはメカザウルス・ギリを伴って早乙女研究所に攻撃を賭けた。凶暴なギルに苦戦するゲッター1。そして張り巡らせた数々の罠はゲッターチームをピンチのどん底へと追い詰めるのだった!
次回ゲッターロボ「激突!ドリル対ドリル」にテレビ・スイッチオン!

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