ゲッターロボ 全話解説
第11話 激突!ドリル対ドリル

脚本:田村多津夫 演出:山口康男 作画監督:白土武


 キャプテン・バルキは打倒ゲッターに志願。早速各地に溶岩が流れ込む怪現象が発生し、調査に出たリョウをメカザウルス・ギリが姿を現した。ハヤト達は同時に発生した火の玉を追って全くの別方向に飛んでおり、バルキの囮作戦にゲッターチームは引っ掛かってしまったのだ。
 ギリの前にイーグル号が単身で足止めを果たしながら弱点を探る。研究所への攻撃が始まった時にようやくハヤト達が到着しゲッター1へ合体してゲッタートマホークでギリの頭部を切り落とし、ゲッター3の大雪山おろしで投げ飛ばした。これで一件落着であるかにみえたが、ハヤトはギリはまだ死亡していないと用心を怠っていない。そんな時に二人の登山家が早乙女研究所に助けを求めて来た。溶岩から逃れて逃げてきたとの証言だが彼らを前にハヤトの警戒は続き、実際ジャガー号の計器を狂わせんと二人の工作を阻止する事に成功。彼らの正体はハヤトの思惑通り恐竜帝国の兵士。これで勝負が終わっていない事が明らかになり、ゲッターロボとギリの第2ラウンドが始まる。ギリの相手はゲッター2。ギリのドリルをドリルアームが打ち砕き今度こそギリに引導を渡したのだ。


ドリル対ドリル。ゲッター2の激戦……かと思いきや。
 
むぅ、一応メカザウルス・ギリはドリルを持っているのですが、そのドリルでのゲッター2との戦いがラストのほんの少ししかありませんので、サブタイトルがちょっと残念……。ゲッター2のライバル役としてギリ&キャプテン・バルキにはもう少し頑張ってもらいたかった所です。作戦も何となく場当たりでコロコロ代わってしまい……むぅ。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

迅速にして凶暴。巨大にして不死身の怪獣メカザウルス・ウル。その使命は日本全国の発電所をことごとく破壊して電力をストップし、その混乱に乗じて日本を征服しようとする帝王ゴールの新たな挑戦状であった。
次回ゲッターロボ「吠える不死身のウル」にテレビ・スイッチオン!

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