ゲッターロボ 全話解説
第32話 恐怖!赤い霧の罠

脚本:上原正三 演出:生瀬昭憲 作画監督:野田卓雄


 メカザウルス・ブルが現れた。研究所へ急ぐリョウ達だが上空のブルの霧を浴びてリョウとムサシが倒れてしまう。ハヤトが無事だった理由は以前中和光線を浴びていた事だと早乙女博士は気付き、ブルは人類の抹殺の為にウランを含んだ毒ガスを撒き散らしている。ジャガー号で中和剤を捲いて救助活動をする中でブルの攻撃がジャガー号を襲う。だがジャガー号の攻撃にてブルに空いた風穴にジャガー号から漏れた中和剤が入り込み恐竜兵士たちは次々と倒れ、ブルは撤退せざるを得なかった。
 ブル再出撃の際には地竜族のゼオラが抜擢された。ガリレイ長官は中和剤では通用しない毒ガスを開発しレッドシャドー計画と称して太陽の光により霧からは激しい毒ガスが生み出され街は混乱に陥る。この被害を増やさない為にゲッターチームが出撃するが換気口から毒ガスが入り込み、3人は気を失ってゲッター1は深海へ沈んでしまう。
 リョウ達が意識を取り戻した時、毒ガスの後遺症は見られなかった。口にした海水に毒ガスの猛威を破る何かが隠されているのだ。再度襲いかかるブルへゲッターチームの反撃が始まり、ゲッタートマホークがブルを一刀両断。海水により新たな中和剤が開発され、悪夢のようなレッドシャドー計画は阻止されたのだった。


赤い霧よりも粉雪?

 レッドシャドー計画ですが、雪のように降ってくる描写から何処となく粉雪計画の方がぴったりくるのではないかと思ってみたり。ストーリーでは前回に続いて放射能の中和ネタが披露された事が好印象。あと今回はから暫くバット将軍が登場しなくなり(風邪で欠席と言う理由が何とも)同じ緒方賢一さんが演じる浅太郎も他の二人が登場しても出てこない時期がある事を考えると、ひょっとしたら緒方賢一さんが本当に病気で倒れていたからかもしれません。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

リョウの合体命令を無視した隼人の為にバリアー発生装置は破壊されてしまった。激怒するリョウと冷静に対抗するハヤト、そしてムサシの反抗。一糸乱れぬ三人のチームワークも遂に壊れる時が来たのであろうか!?
次回ゲッターロボ「果てしなき大空に誓う!」にテレビ・スイッチオン!

BACKBACKNEXT

inserted by FC2 system