ゲッターロボ 全話解説
第40話 日本列島凍結作戦!

脚本:田村多津夫 演出・作画監督:落合正宗


 正月早々大寒波、大地震と異常気象が続発。しかし地震により氷河が砕け、マグマの移動により1年前調査に出て凍結状態だったキャプテン・ギルバが復活。彼は破壊だけが侵略ではないと日本列島を凍結させる作戦を提案。メカザウルス・ベドにより大寒波が放たれ日本は極寒にさらされてしまう。この事態にゲットマシンが出撃するが極寒の前にゲッター線ヒーターの力を借りてゲッター1に合体するが、メカザウルス・ベドへ一矢報いる事も出来ず機体が凍結してしまう。
 この間でギルバは凍結作戦においてゲッター1を自然と凍結させて葬り去る事が出来ると思ってが、ゴールからゲッターロボを甘く見るなとの事で凍結作戦をやめて攻撃手段を取る。しかしゴールに従った結果が凍結作戦を中止した事でゲッター1を封じた氷が溶けてしまい、触手によりゲッター1の氷が砕けてしまう。
 この勝負に敗北を認めたギルバだが、ゲッタービームを前にベドが敗れても彼は生き延びた。そんな彼が取った手段はリョウに一騎打ちを申し出る事・雪原にてリョウとギルバの死闘が展開されるが、リョウは額を切られ、日本刀も折れてしまい絶体絶命の危機に陥る。しかしギルバの足元に日光により節減から芽生えた植物に気を取られた隙にリョウは日本刀をギルバへ突き刺し、彼は滝つぼへと転落していく。そんな彼を立派な戦士だとリョウは認めた。


父譲り?リョウ、剣の才能

 見所はキャプテン・ギルバの戦士としての一面。ギルバの帝王ゴールからの無謀な命令に敗北を悟り、せめてリョウと一騎打ちを交える姿。リョウが立派な戦士だと称賛した数少ないキャプテンのはずです。リョウが日本刀を振るう珍しい描写と、彼の腕は父譲りのテクニックと言ったところでしょう。あと何となく思った事としては、キャプテン・ギルバが何処となく金田テイストっぽいデザインという所。作画は落合正宗さんなので落合テイストと金田テイストが混在した不思議な回かもしれません。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

真冬の空に不思議な入道雲が発生し、突如現れた恐竜ジェット機が研究所を襲い、そして戦いのさなかミチルは行方不明になり、ゲッターロボは苦戦に陥ったのだ、ミチルの運命はいかに!?
次回ゲッターロボ「姿なき恐竜空爆隊」にテレビスイッチ・オン!

BACKBACKNEXT

inserted by FC2 system