ゲッターロボ 全話解説
第50話 帝王ゴール決死の猛反撃

脚本:田村多津夫 演出・作画監督:落合正宗


 大魔人ユラーは帝王ゴールに最後のチャンスを与えた。無敵戦艦ダイ、メカザウルス・ガイ、ザロ、ゴダ、モバ、そして爆撃機スーパーコンドルの大編隊が今、日本めがけて大進撃を開始した。
 ミチルの誕生日パーティー中に敵襲警報が鳴り、出撃したゲッターチームだが、それは彼らをおびき寄せるための囮に過ぎず、本部隊が研究所への絨毯爆撃を開始。おびき寄せられたゲッターチームはダイの猛攻に遭いミチルが重傷を負ってしまう。
 またも恐竜帝国の大部隊が襲撃をかける。ミチルの仇打ちとして出撃するリョウ達に早乙女博士は相手の動きを逆に利用しろと進言。ゲッタービームがガイを粉砕し、3機のゲットマシンの合体技ゲッタースカイネットが戦闘機編隊を一気に捕えて撃破。ゲッター3がゴダに締めつけられて苦戦に追いやられるもゲッターミサイルがゴダ諸共バット将軍を粉砕。一旦早乙女研究所へ引き返した。
 しかしゴダとの戦いでゲッターウイングが故障してしまい、飛行不能に追いやられたゲッターの前にダイが立ちはだかり、ザロとモバも姿を現す。3匹のメカザウルスに包囲されたゲッターチームの運命はいかに!?


決戦、恐竜帝国!

 ミチルの誕生パーティーをのんびり開いているゲッターチームですが、多分帝王ゴール達が生き延びていた事を知らなかったのでしょう。それでいて出撃態勢へスタンバイしている所はさすがと言った所でしょうか。最終決戦という事もありメカザウルス4匹に無敵戦艦ダイ、そして日本を襲うには十分なスーパーコンドル隊とメカザウルス、戦闘機においてもただ事ではない数であり、金田さんが参加されている事もありオーバーなアクション作画、ついでにゲッタースカイネットの登場もあり最終決戦におけるバトルに関してサービスが盛り込まれた回でしょう、


今回の突っ込み

恐竜帝国の精鋭として招かれた4人のキャプテン。せっかく4人いる事から4匹のメカザウルスを操るかと思えば操るのは何故かスーパーコンドル。しかもゲッタースカイネットを前に瞬殺されています……。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

無敵戦艦ダイの前になす術を失ったゲッターロボ。そして遂に東京は恐竜帝国の手に落ちてしまった!だが、ムサシの決死の単独攻撃は勝利に酔い、油断した恐竜帝国に思わぬ打撃を与えたのだ!
次回ゲッターロボ「恐竜帝国のほろびる日」にテレビスイッチ・オン!


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