ゲッターロボG 全話解説
第2話 蘇れ!ゲッターロボ

脚本:高久進 演出:生瀬昭憲 作画監督:野田卓雄


 新生ゲッターロボの初陣は慣れないゲットマシンの性能に苦戦を強いられ、さらに元気が人質に捕らわれている為満足に戦えない。しかしライガー号の決死の攻撃により辛うじて元気は機体から脱出できたものの、一角鬼の攻撃で川に落ちてしまい全身打撲の重体を負ってしまう。怒るゲッタードラゴンはダブルトマホークブーメランが炸裂し、ゲッタービームがメカ一角鬼に止めを刺した。
 百鬼帝国は人類を百鬼帝国の奴隷にする為に侵略計画を練っていた。その際鬼に改造手術した人間が月に一度エネルギーの補充が必要である点とより強力なメカを開発出来る為、ゲッター増幅装置を手にする必要があった。
 その頃ダムでジョーホー、文次、浅太郎は立ち入り禁止のダムへ実験仕様としていた所、偶然百鬼メカが潜んでいた所を目撃する。ダムの関係者は独眼鬼ら百鬼帝国の部隊が占拠しており、メカ独眼鬼が早乙女研究所打倒のため出撃する。三人は迎撃のため出撃する事になり、ベンケイは元気の為だと説得されて出撃を了承する。そして地中から早乙女研究所を襲おうとするメカ独眼鬼にゲッターライガーの放つライガーミサイルが止めを刺した。


ベンケイ、元気の為に出撃!

 ゲッターロボGの序盤は設定編として新型ゲッターロボの登場の他、新メンバーベンケイがどうして戦うのかの描写ではないでしょうか。センスは抜群だけど平和主義者ゆえに戦いを嫌う彼がどうして戦うのか。正当防衛とリョウ達は言うけれど、戦う理由を探すキャラクターの描写は当時新しい試みではないでしょうか・
 些細なことですが、
百鬼帝国に支配された中で、一人何も知らなかったガードマンが鬼へ改造され、エネルギーが切れて力尽きてしまう描写が結構印象に残ります。


今回の突っ込み

前回でベンケイは元気を元気ちゃんと呼んでいますが、今回は一貫としてチビと呼んでいます。脚本家は前回と同じ高久進さんなのですが何故でしょう?


次回予告(ナレーション:キートン山田)

満タンのオイルを搭載したスカイタンカーで早乙女研究所を攻撃するメカ牛面鬼。そのとばっちりを受けた浅間山の哀れな動物達を救出する動物好きの弁慶は敢然とメカ牛面鬼に立ち向かう!
次回ゲッターロボG「悪の罠!空飛ぶ船団」にテレビ・スイッチ・オン!

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