ゲッターロボG 全話解説
第3話 悪の罠!空飛ぶ船団

脚本:上原正三 演出:葛西治 作画監督:山口泰弘


 一夜にして四隻ものタンカーが消滅する事件が勃発。石油が欲しいなら直接油田を襲えばいいと早乙女博士は考えるが、それはタンカーを改造して飛行させ、そのタンカーを次々と早乙女研究所へ墜落させることで研究所を火あぶりする作戦なのだ。
 そして研究所付近にタンカーが次々と墜落する。付近の森が炎上した為消火に出撃したゲッターチームだが、火の勢いが強すぎて消火活動が満足に出来ない。そしてベンケイは逃げ遅れた動物たちの救助活動を優先してしまい、百鬼帝国と戦おうとしない。リョウ達は弁慶を説得するが出撃するつもりはなく、二人が出撃した時にメカ牛面鬼が出現。メカ牛面鬼はドラゴン号、ライガー号との戦いの中で弁慶が助けた動物達を巻き込む。これが平和主義者であるベンケイの怒りに火を付けた。
 ゲッタードラゴンとメカ牛面鬼の戦いの中で、メカ牛面鬼が水中に落ちた時ゲッターポセイドンへ合体。ゲッターサイクロンで岩盤へ叩きつけたメカ牛面鬼をストロングミサイルで粉砕。その気になればベンケイはリョウ、ハヤトに負けない力を出せる。早乙女博士は彼の底知れない可能性を見出す事が出来た。


弱き生き物を守るためにベンケイは戦う!

 前回同様ベンケイは子供や動物に優しい人間である事が描写され、その為なら嫌う戦いにも命を賭ける描写がみられるようになります。ゲッターチームの命令を無視して動物を救助しようとするベンケイですが、彼の気持ちも分からなくありません。
 戦闘面では今回ゲッターポセイドンが初登場。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

百鬼帝国がゲッター線増幅装置を渡さなければ、水爆地雷で街を吹っ飛ばすと脅迫してきた。悩む早乙女博士、しかし渡さずにすむ方法があるのだろうか。リョウ、ハヤト、ベンケイの活躍は如何に!?
次回ゲッターロボG「恐怖の水爆大作戦」にテレビ・スイッチ・オン!

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