ゲッターロボG 全話解説
第4話 ベンケイ!涙の勝利

脚本:田村多津夫 演出:山口康男 作画監督:小松原一男


 メカ針千本鬼が現れゲッタードラゴンが出撃。ダブルトマホークブーメランで粉砕されるがそれもブライ大帝の計算のうち。破壊されたように見せかけて全身からの針を射出してゲッターのデータを探ろうとしているのだ。そして白髪鬼にゲッターのパイロットたちを仲たがいさせるようにブライ大帝に指令。彼はとある少女に変身して、ベンケイへリョウとハヤトが嫌がらせをしようとしていると告げ口をする。
 最初はベンケイも信じていなかったが彼を嫌がらせが襲い、彼も二人の仕業ではないかと思い怒りが込み上がってくる。その夜元気はとある光を目にする。その光を追った元気は少女が白髪鬼の変装である所を目撃するが、白髪鬼に脳波停止光線を受けてしまい気絶してしまう。
 翌朝ベンケイは二人に遺恨を残しながら襲いかかるメカ白髪鬼を前に出撃。独断で飛び出したポセイドン号はメカ白髪鬼に出撃するがメカ白髪鬼に捕らわれてしまい、救出に向かったドラゴン号、ライガー号は脳波停止光線を受けて身う語句が取れなくなってしまう。しかし意識を取り戻した元気から仲違いの真相を聞かされ、二人への疑惑が解ける。純真な子どもに変装した白髪鬼への怒りを爆発させ、ゲッターポセイドンへ合体。ストロングミサイルが止めを刺し、白髪鬼は弁慶の友情に負けたと言い残して自決。ベンケイもゲッターチームは3人そろってこそ全力を発揮すると気付いたのだ。


仲違いの危機を元気が救う

 ベンケイ編一段落。ムサシからベンケイへチェンジすると、不思議な事に元気との絡みが増えるようになった気がします。ムサシの場合ジョーホー、そして文次、浅太郎と縁がある事で元気の出番に割を喰らってしまった印象があったからかもしれません。
 ただ白髪鬼がベンケイと仲間たちの友情の描写は特に見られなかった為、彼らの友情に負けて散る姿はちょっと説明不足かもしれません。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

百鬼帝国がゲッター線増幅装置を渡さなければ、水爆地雷で街を吹っ飛ばすと脅迫してきた。悩む早乙女博士、しかし渡さずにすむ方法があるのだろうか。リョウ、ハヤト、ベンケイの活躍は如何に!?
次回ゲッターロボG「恐怖の水爆大作戦」にテレビ・スイッチ・オン!

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