ゲッターロボG 全話解説
第9話 SOS!ゲッターロボ応答せよ

脚本:田村多津夫 演出:生瀬昭憲 作画監督:野田卓雄


 嵐の夜、飛竜鬼がゲッター線増幅装置を強奪する為にジェット隊を率いて石油コンビナートに攻撃を仕掛ける。出撃したゲッターチームだがジェット機により妨害電波発生装置を取り付けられてしまい、ゲッタードラゴンは早乙女研究所へ帰還できない状態に陥ってしまう。 
 幸い研究所からの灯りを発見した事でゲッタードラゴンは帰還したが、不思議な事にその早乙女研究所には誰もいない。異変に気付いたリョウ達だが、その早乙女研究所が偽物であるとは気付かなかった。本物の早乙女研究所ではメカ飛竜鬼が襲いかかり、百鬼兵士達は早乙女研究所へ殴り込みを開始する。
 しかし、ベンケイが釘を打ってまで釣るしたテルテル坊主が存在しない事からリョウ達は早乙女研究所が偽物である事に気づく。しかし既に早乙女研究所からゲッター線増幅装置が奪われ、リョウに気付かれた偽早乙女研究所の兵士はリョウに襲われた際に自爆装置を起動していた。
 偽早乙女研究所が爆破されたが、ゲッターチームは間一髪脱出した。燃料が不足しているから一度本物の研究所に帰還しようとするが、メカ飛竜鬼がゲッター線増幅装置を持ち帰ろうとしている。レディコマンドの空中給油により燃料を回復。ゲッタードラゴンが追撃し、ゲッター線増幅装置を奪回。ゲッタービームの連射でメカ飛竜鬼を粉砕するのだった。


嵐の夜、偽の研究所で……

 嵐の夜にゲッターをおびき寄せて、偽の研究所を誘いこむ作戦。時系列ではゲッターの方が先になりますし、スタッフが全然被っていないので多分偶然の一致ですが、コン・バトラーVの第35話を思い出しました。そっちの偽研究所は壊滅状態でしたが。ポイントとしてはほのぼのした描写の一つに過ぎないテルテル坊主ネタが思わぬと故rで役立つ点と、レディコマンドの空中給油ネタ。この補給ネタはロボットアニメ史において初めての試みだったのではないでしょうか。


今回の突っ込み

今回は特にありません。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

百鬼帝国の科学要塞塔が遂にその全貌を現し、探しに出かけたリョウ達は敵の罠にかかり集中砲火を浴びてしまう。海底に逃れたゲッターロボを待ち受けていたのは巨大な刃を研ぎ澄ましたメカ海王鬼だった!
次回ゲッターロボG「悪魔の島を攻撃せよ!」にテレビ・スイッチ・オン!

BACKBACKNEXT

inserted by FC2 system