ゲッターロボG 全話解説
第10話 悪魔の島を攻撃せよ!

脚本:高久進 演出:川田武範 作画監督:中村一夫


 以前メカ飛竜鬼が撤退しようとした場所に百鬼帝国の基地が存在すると察したリョウ達は、早速太平洋沖の調査を開始するが、とある貨物船が海域を越えて百鬼帝国の要塞島を発見した事は知らなかった。
 その貨物船が百鬼帝国の要塞島に撃沈された事を知り、残された無線から遭難するという魔の海域に島が存在すると気付き再度調査を開始する。
 船の残骸の後において、一人要塞島の攻撃から生き延びた乗組員を発見したリョウは彼を救出し、彼から百鬼帝国の要塞島を案内してもらおうとするが、その乗組員は百鬼一族の刺客が変装した姿だった。間一髪資格を刺客を追い払ったリョウだが、右腕を負傷してしまう。
 しかし調査は引き続き続けられ、遂に要塞島を発見する。要塞島の一斉砲撃に苦戦するゲッタードラゴン。その上海へ落ちた時にメカ海王鬼が襲いかかってくる。ゲッターライガーにより海王鬼を追い払い、再度要塞島を叩こうとする時、リョウは要塞島の砲門は全部上方を向いている為、海面すれすれに飛行すれば要塞島に無傷で接近する事が出来るのである。この弱点に気付いたブライ大帝はメカ海王鬼を向かわせるもスピンカッターで粉砕され、ゲッタービームが要塞島へ手痛い一撃を与える。そのまま海底へ逃れようとする要塞島をゲッターポセイドンが戦おうとするが、あと一歩の所で逃れてしまい、リョウの傷もあり撤退する事を選んだ。


発見!百鬼帝国の基地!!

 可もなく不可もなくな回。百鬼帝国の基地が明らかになる点と出撃前の元気がおにぎりを差し入れする点が個人的にはポイント。


今回の突っ込み

海面すれすれの水平飛行で迫るゲッタードラゴンを前に、要塞島の弱点を見つけたと気付くブライ大帝……ここまではいいのですが、ちょっと前までどんな攻撃もびくともしないと貴方は言っていたような気がします……むぅ。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

百鬼百人衆自雷鬼の野望は、百鬼帝国の将軍になる事であった。そこで地雷一族を率いて巨大な自雷要塞島を出動し、ゲッターロボを待ち受けていたのだ。罠を知らないゲッターロボの運命はいかに!?
次回ゲッターロボG「百鬼帝国!将軍への道」にテレビ・スイッチ・オン!


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